Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

右膝に水が溜まって、こわばっている

朝起きた時は何ともなかったのだが、朝ご飯を食べて立ちあがろうとした時、右膝に違和感を感じた。痛むと言うよりはこわばっている感じ。

その後リモートワークをしている間にも、こわばりは継続して悪化しているような気がするので、整形外科に診てもらった。

診断によると、右膝に水が溜まっている状態とのこと。先生は絵を交えたメモでわかり易く解説してくれた。

要するに膝の処理能力を越えたことにより、関節液が通常より多く作られて、袋に余分に溜まっている。普段は湿っている程度なのに、今は液で膨らんでいるため、脚を伸ばした状態で、膝の上から押してみると、膝のお皿が沈む。それで水が溜まっていると診断されるのだそうだ。

袋が膨らみ、脚の筋肉を圧迫することがこわばりや痛みを生んでいる。レントゲン写真では、骨に全く異常はなく、すり減ったりもしていない。

膝に負担をかけたことについて、思い当たることがあるとしたら、この3連休、2日間ゴルフ場に行き、上り下りを繰り返したこと、中日はゴルフ練習場で右足ベタ足の練習をしたこと、その後近くの神社へ初詣に行き、散策中に周辺の急な坂を上り下りしたことなどである。まぁ確かに 3日間坂道を歩いて脚に負担をかけたことは事実だが、この程度で水が溜まってしまうのか…。

先生のメモにあるように、処方は

  1. 負担を減らす(例:階段ではなくエスカレーターを使う)
  2. 能力を増やす(サポーターで補強する)
  3. 温熱(シャワーよりお風呂)
  4. 注射で水を抜き、薬を入れる

の四つ。注射をして水を抜き、薬を入れるのは、毎週一回、5回繰り返すものだそうだ。今回はまず1週間ほど様子を見て、症状が回復しないようなら、この方法を取ることになる。

まずはサポーター(PDF)で補強し、できるだけ負担をかけないようにする。炎症を抑える湿布薬と痛み止めも処方された。

やれやれ…。確実に歳をとっていることを改めて実感させられる。

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師岡熊野神社へ初詣

散歩も兼ねて、師岡熊野神社へお参りする。1月8日の午後にもかかわらず、結構な人出である。

帰りがてら、近所を散策。坂道の多い町であることを改めて感じる。一度行ってみたいと思っているお鮨屋さんの場所を確認した。この辺りはイタリアンのお店などもチラホラある。

tabelog.com

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2023年仕事始め:増上寺と芝大神宮にお参りする

1月5日はリモートワークで仕事始め。6日の午後から初出勤する。

新年最初のプチ贅沢は、モスバーガーの限定販売「一頭買い 黒毛和牛バーガー」。ネットでもちょっと話題になっている。確かにいつものパティとは全然違う。甘さを抑えたテリヤキソースにより、素材の旨さが引き出されている。

一頭買い 黒毛和牛バーガー

rocketnews24.com

いつものように東京タワーを眺めながら出勤する。そして今日は増上寺に寄ってお参りする。駅伝観戦のルートでもあり、3が日はきっと混雑していたことだろう。

増上寺・大殿から見る東京タワー

夕方、芝大神宮にて安全祈願。

去年も同様の仕事始めであった。

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等々力不動尊に初詣、久しぶりに等々力渓谷を散策する

美術館巡りの帰途、等々力不動尊に立ち寄り、お参りした。等々力不動に初詣に来るのは 3年ぶりである。コロナ禍で、正月の間は駐車場が閉鎖されていたからである。今年は元旦から駐車場が開いており、今日(1月4日)は午後 2時前という時間であったが、ほぼ待たずに車をとめることができた。

お参りした後、久しぶりに等々力渓谷を散策した。午後の暖かい日差しのもと、急な階段の上り下りは運動不足解消にもなる。

不動の滝

不動の滝

こうやってみると、等々力不動尊は急な崖の上に建っていることがよくわかる。不動の滝のすぐ横は、昨年の雨のせいか崖が崩れており、散策路の一部は復旧工事中であった。

等々力渓谷は、河川争奪の末、多摩川に流れ込む水量が増した川が段丘崖を形成してできた。そんなブラタモリ的なことを思い出しながら、都心にある静かな空間を楽しんだ。10数年前に訪れた時から変わらない。ここには悠久の時が流れている気がする。

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2023年初の美術館巡りは、サントリー美術館から山種美術館へ。国宝の障壁画・日本の風景画を楽しむ

晦日・元旦は老親と過ごし、2日、3日は箱根駅伝を見ながらの寝正月。体重もだいぶ増えたので、4日から活動を開始する。

2023年初の美術館巡りは、サントリー美術館「京都・智積院の名宝」展から、山種美術館「日本の風景を描く」展へ。

「京都智積院の名宝」展は先月訪れているが、展示替えされた後期展示を楽しむ。気兼ねなく何度でも行けるのが会員のメリットである。

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国宝となっている長谷川等伯一派の大きな障壁画群と再会、改めてその迫力を感じる。そして今回は最後に展示されていた《根来塗舎利塔》の精巧な作りに心を動かされた。

前回は HARBS でランチしたので、今回は酢重ダイニング六角にて。窓際の席からの眺望を楽しみつつ、カロリーも気にしながら「鉄板カツ」をいただく。

そして次の目的地である山種美術館へ。特別展「日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―」を見る。

Web サイトより、展覧会概要を引用する:

日本の風景は古くから美術の題材として描き継がれてきました。特に19世紀、江戸後期には、街道が整備され人々の旅に対する意識が増し、日本各地の宿場や名所を捉えた歌川広重の浮世絵風景画が高い人気を得ます。明治に入ると、西洋の写実的な風景画が日本にもたらされたことや、日本各地の風土への関心が高まった風潮により、目の前に広がる身近な自然が描かれはじめます。さらに昭和の戦後には、抽象的な表現や画家の心に刻まれた景色も風景画に取り入れられるようになり、日本の風景の描かれ方が多様化していきました。

本展では、宿場や名所を中心に抒情豊かな風景を表した歌川広重の《東海道五拾三次》や《近江八景》、自然とともに日常を営む人々を取材した川合玉堂の《早乙女》、送電塔の立つ農村風景という現代的な情景を描き出した田渕俊夫の《輪中の村》などをご紹介します。風景画の名手たちが描いた数々の優品とともに、日本の風景の魅力をご堪能いただければ幸いです。

浮世絵の歌川広重に始まり、菱田春章、川合玉堂東山魁夷といった名だたる画家たちが描く風景画が一堂に並ぶ。その様子は『美術手帖』の記事にも紹介されている。

bijutsutecho.com

今回の特別展では、石田武の《四季奥入瀬》の構図・色使いが目を引き、絵葉書を購入した。特に冬を描いた《四季奥入瀬 幻冬》。雪に埋もれる川の水の色の深さが、雪の白と対照的で、個人的にはとても美しく感じた。もともと図鑑のイラストレーションを描いていて、それから日本画家に転じたとのこと。

今回、石田武の名を初めて知った気になっているが、実際には《四季奥入瀬》の《秋韻》と《幻冬》の二つは、おそらく 2020年10月に開催された特別展「東山魁夷と四季の日本画」でも展示されていたものである。したがって今回が初対面ではなく、再会ということになる。当時は東山魁夷の《緑潤う》や《年暮る》の緑や青の色使いが記憶に残っていて、一緒に展示されていた作品の記憶がおぼろげである。今回《四季奥入瀬》の 4枚がすべて揃うことで、改めて印象深く心に刻まれた。

石田武《四季奥入瀬》(1985年)

石田武《四季奥入瀬 春渓》(1985年)

石田武《四季奥入瀬 瑠璃》(1985年)

石田武《四季奥入瀬 秋韻》(1985年)

石田武《四季奥入瀬 幻冬》(1985年)

展覧会の中で撮影可能な一枚は、米谷清和《暮れてゆく街》である。これも 1985年、昭和60年の作品で、渋谷の街が描かれている。今はなき東急東横店南館。手前には西口バスターミナルやモヤイ像も見える。子供の頃から慣れ親しんだ渋谷の街を懐かしく思い出させてくれる作品であった。

米谷清和《暮れてゆく街》(1985年)

心象風景も含むさまざまな日本の風景画が並び、新年早々、清々しい気持ちで美術館をあとにした。

年末年始の道路事情

年末年始の道路交通情報についての備忘メモ。

12月29日

まずは 12月29日の東名高速

帰省渋滞を避けるべく、朝 4:30 に横浜の自宅を出て、富士裾野にあるゴルフ場へ向かうも、駒門PA に 5:30 に着いてしまった。食堂の営業開始まで 30分ある。少し早過ぎたかもしれない。

5:45 の時点では渋滞はないが、その後 6:15 に横浜町田を先頭に渋滞が始まっている。秦野中井はどうやら事故渋滞のようだ。あと 30分遅く、5:00 に自宅を出ても大丈夫だったかな、と思う。

駒門 PA の 550円の朝定食のご飯には、何とカレーがかけられる。朝からカレーライスという奇妙な朝食になってしまった。

一方、帰途は事故渋滞 10km 50分に巻き込まれ、自宅まで 2時間半かかった。

12月31日

さて時は変わって 12月31日、大晦日

環八と関越自動車道を使って、親の家に向かう。朝 9:00 に出発。環八も関越も渋滞はなくスムース。三芳 PA に 10:00 に到着する。ここで 15分ほど休憩、11:00 前には到着することができた。

1月1日

翌 1月1日の元旦。

関越道の夕方の渋滞が 19:00 には短くなったのを見て、19:30 前に親の家を出発。環八もスムースに走れて、トータル約1時間半、21:00 に横浜の自宅に帰った。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

還暦・60歳という年齢で 2022年を過ごしました。幸い、コロナに罹患することもなく、元気に 1年を送ることができました。

仕事という点では、 6月に現在勤めている会社の取締役・CTO を退任する予定です。自分の後継者になる方と、10月から一緒に仕事をすることにより、引継ぎを始めています。退任後はしばらくアドバイザーという形で経営面・事業面でお手伝いするつもりですが、その間にセカンドキャリアをじっくり考えようと思います。自分の ITビジネス経営者、ソフトウェア・エンジニアとしての経験・知見が、何か社会のお役に立てるといいのですが…。

オフはゴルフに夢中です。スコアという数値で明確に結果が出ること、そしてその結果はすべて自己責任であることが、ゴルフの魅力です。数値目標を立て、その達成に向かって行動計画を作り、実行・評価するというプロセスが、慣れ親しんだ PDCA サイクルに通じるという側面もあるからかもしれません。

美術館・展覧会にも行っています。2022年は西洋画も日本画もよい展覧会が多かったと思います。メトロポリタン美術館展17世紀オランダの絵画展では、フェルメールの作品が来日していました。相変わらず色彩豊かな新版画を楽しんでいますし、後半は、丸の内に移転した静嘉堂文庫美術館トーハクサントリー美術館と、日本の国宝を見る機会が多くありました。美術館のカフェで食事をするのも楽しみの一つになっています。

そして数10年ぶりにクラシック音楽のコンサートに行くようになりました。去年、ショパンコンクールの配信を見て、昔のクラシック音楽熱が復活した感じです。特に若き天才ピアニスト、藤田真央君の追っかけになっています。ラフマニノフのピアノ協奏曲 2番と 3番を一晩で弾いた演奏は圧巻でした。

健康維持のために始めたスロージョギングは、数ヶ月サボっています。腰痛でしばらく休んでいた時期のあと、冬の朝の寒さに外に出るのが億劫になったのが理由です。しかし体重は増えるし、脚力も落ちた気がするので、今年はもう少し頑張って走ろうと思います。

独立して家を出た息子たちとは、ときどき一緒に食事をして、近況を共有しています。社会人として日々成長していることと思います。

90歳を超えた両親も、何だかんだと問題を抱えつつも、何とか無事に過ごしています。母は大晦日から元旦にかけて、一時的に帰宅して一緒に時間を過ごしました。そのほんの少しの介護経験だけでも、施設の方の日々のサポートに頭が下がりますし、感謝の念しかありません。

皆さまもおからだに気をつけてお過ごしください。

本年もよろしくお願いいたします。

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