Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

いよいよ IKEA が町にやってくる

先日も書いたように、IKEA 港北店 開店まであと2週間。300ページ弱のカタログが、マンション全戸の郵便受けにポスティングされた。一目見て「安い」という印象を受ける。家族向け、特に 20-30代にかけて相当アピールしそうな気がする。レストランやベビーシッティングの施設も充実し、休日の数時間を楽しく過ごせそうである。

かくいうわが家も、照明などインテリア器具を中心に興味深くカタログをめくっている。家内は当面混雑を避け、平日に行くつもりのようだ。

ライバルとなる家具会社 iDC 大塚村内Rooms 大正堂などの新聞折込広告も入ってきて、IKEA 開店前のセールを訴えている。特にニトリなどは狙っている顧客セグメントが競合するのではないだろうか? 一方ホームセンターは IKEA の補完材を提供すると考えられるが、一部の市場は侵食されるかもしれない。

IKEA のカタログには、キッチンを自分で組み立て・据付すると FREE! と書かれている。果たして水回りの工事まで自分でやるだろうか。それにまず今のキッチンを撤去しなければならない。IKEA が大工経験者を採用していた理由はここにあったのだ。しかしリフォーム業者が活躍する日本で、キッチンの直販は可能だろうか?