万城目学 「鹿男あをによし」と、森見登美彦 「有頂天家族」。それぞれ奈良と京都を舞台にしたファンタジーだ。活躍するのは鹿だったり狸だったり奇想天外なストーリーが繰り広げられるが、最後まで飽かせることなく読ませてしまう。
二人とも大学は京都ということだが、いかにも天狗や狸が人と共生していそうな古都で思索し続ける中、こういう摩訶不思議な物語のアイディアをふくらませていったのだろうか。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/04
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