CEATEC Japan 2008(シーテック・ジャパン)を見学する。
デジタルテレビについては「薄型」「高画質」が追求されている。特にソニーが大々的にこの方向で展示を行っていた。
一方、インターネット対応という点では、まずシャープが全方位展開。アクトビラ、Yahoo! 動画、DoTV、ひかりTVなど、主要なインターネットTV サービスすべてに対応しており、目を引いた。特に独自のベクターグラフィックのレンダリング・エンジンを使っての Yahoo! 接続は GUI の反応もきびきびしており、数年前からの蓄積が結実している印象を受ける。
一方、社名変更したばかりのパナソニックは、機器連携(「ビエラリンク」とその将来像、ワイヤレス HDMI)がメイン。インターネット対応ということでは、映像ダウンロード(TSUTAYA TV)の他、YouTube の再生を展示していた。
日立・東芝は Yahoo! 動画対応を展示。シャープが専用のレンダリング・エンジンを使っていたのに対し、こちらの実現方式はブラウザ・ベースである。
ソニーは独自の「アプリキャスト」方式の ウィジェット開発を開放していく模様。
モバイル系ではスマートフォンをはじめ、モバイルインターネットデバイス(MID)がいろいろ出ていた。少し前に Google Android phone が発表されており、さまざまなプレーヤーが競うことになる。