コースデビューを果たした翌日のスクールで、手首を曲げるリスト・コックの動きを教わった。体の正面にクラブを持ってきたときに上下に手首を曲げる向きが、そのままバックスイングでのリスト・コックの向きになる。この結果、ヘッドスピードがついて、打った球がより高く上がるようになり、飛距離も伸びた。数ヶ月間ずっとハーフスイングの練習をしてきたわけだが、いよいよフルスイングに近づいてきた。
せっかくの機会なので、週1回(時間にして1回 5-10分程度)のスクールで今まで習ってきたことをおさらいしておこう。いつでも「初心」を思い出せるように。
スイングについては、以下のような順番で教わってきた。練習に使うのは常に 7番アイアン(スチールシャフト、フレックス:R)である。
- グリップ:
- 手首が自由に動くくらいに柔らかく握る。
- アドレス:
- お尻を上げて股関節から上体を曲げる(ズボンのベルトが下を向くように上体を前傾させる)。上半身全体で前に重心がかかるイメージ。
- 膝はほんの少しだけ曲げる。
- 胸を張って、脇を締め、腕はブラーンと自然に下げた感じの位置へ。
- ボールの位置:
- 基本は体のまん中に置く。
- 最終的には人それぞれ最適の位置に調整していく。
- 小さく振る練習(最初の1日はこれだけ):
- まずは小さな振りでコツンと当てて、3F にある打席から 20-30ヤードほど飛ばすことを繰り返し、ボールに当てる感じを掴む。
- 最初はティーアップして、次に直接マットにボールを置いて。
- ハーフスイング:
- テイクバックで思い切り横に手が伸びていること
- フォロースイングで両方の腕が伸びる(左腕が曲がらない)こと
- 距離を伸ばす:
- 3F の打席からまず 70ヤード、その次には 100ヤードをキャリーで飛ばすつもりで「一気に振りぬく。」
- バックスイングの時の頭の位置は動いてよい。横(右)に少し動く。
- フォロースイングを大きく取らないと距離は伸びない。
- ボールが曲がってもこの段階では気にしない。
- フォロースイング(テイクバックの形が整った後はじめて習う):
- とにかく左手を伸ばしてフィニッシュ。
- それと同時に腰を回す動きが付け加わる。自分が思っている以上にかなり多く回す。
- 目標に向かってクラブを放り投げるつもりで。
- 僕の場合、肩・腕に力が入り過ぎ。力を抜いて体を軽く回す。多少今までのスイングの形を崩すくらいのつもりでもよい。
- リスト・コック:
- 脱力して手首を使う。体全体の回転を意識する。
- 体の正面にクラブを持ってきたときに上下に手首を曲げる向きが、そのままバックスイングでのリスト・コックの向きとなる。
- ブランブランさせているスイングを少し大きくする。
- フォロースイング時の左手の伸びと腰の回転を同時に。
自分としてはテイクバック時にボールの右側を見る感じ、そしてそのままずっとボールを見てスイングできた時に、ボールに当たる確率が高くなるような気がする。うまく打てたときは 100ヤード以上キャリーで飛んで行く。しかし今のところその率は驚くほど低い。打点を安定させるためには、練習を重ねていくしかないのだろう。