冬の休日の朝、慶應大学の三田キャンパスに来る機会があった。時間があったので、少し散策する。歩くにはちょうどいいくらいの寒さだ。
まず訪ねてみたのは、お世話になった澤田塾のあった場所。慶應大学の裏手にある寺院、龍生院の境内の一角である。一度、Google のストリートビューで龍生院の前までは「来る」ことができたのだが、境内の中まではわからなかった。
狭い路地の先にある懐かしい門を入っていくと…。かつて塾の建物のあったところは空き地になっていた。ある程度予想していたこととは言え、更地になっているのは寂しいものである。建物はいつごろ取り壊されたのだろうか。
表通り、すなわち桜田通りに戻ると、東京タワーが綺麗に見える。写真に収めようと、東京タワーに向かっててくてくと歩き始める。結局、赤羽橋を通り、東京タワーのふもと、とうふ屋「うかい」の近くまで足を伸ばした。青空をバックに東京タワーの赤が映える。
澤田塾に関するエントリ
- 2008.5.18:「私塾」の思い出 ― 故・澤田宏重先生の熱き思い
- 2008.8.23:Google マップ・ストリートビューで時間旅行 Part 3: 塾・予備校編
- 2009.1.12:晴れた冬の休日の朝、東京都心を散歩する