と書いたところ、友人より「図書館を使えばいいのでは?」というアドバイスをもらう。確かにそうだ。横浜市立図書館は横浜市全体で蔵書をネットで検索して予約できるし、貸し出し・返却は近くの図書館に行けばいい。家内もこのシステムを大いに利用している。しかも問題の『病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解』も、数冊が貸し出せる状態にある。これは活用しない手はない。
進化医学、あるいはダーウィン医学を提唱したネシーとウィリアムズによる『病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解』を一度読んでみたいと思っていたのだが、高価でもあり、また店頭で中身を確認する機会がほとんどないことから、そのままになっていた。
僕は今まで、なぜ図書館を使わなかったか?理由としては
- 書き込みができない。
- 後で読み返すためにページを折れない。
- 貸し出し期間が限られているため、追い立てられている気がする。
- 「今、読みたい!」と思った「旬」の本を、その時に読めない。(そういう本はほぼ貸し出し中である。)
- 途中まで読んで、続きは好きなときに、という「積読」ができない。
- お金がかからない。
- 場所をとらない。(本棚をこれ以上増やすことを禁じられている僕には朗報だ。)
- 本屋ではなかなか見かけない専門書のような本でも、実際に手にとって、本当に買うべきか判断できる。
何度でも読み返す本は買うが、そうでない本は図書館。絶版になった古い本は図書館。ちょっと読んでみたい専門書もひとまず図書館。そういう利用方法が考えられる。