Twitter は自分のつぶやきが時系列上に並ぶが、位置情報や写真も一緒に残し、かつ、位置情報を中心にソーシャルなサービスを実現しているのが、brightkite である。まさに life-streaming が簡単に実現される。僕と知人の実況中継はこんな感じになる。
外出先の大門、そしてそこから大学の同窓会のある表参道までの経緯を中継してみた。単につぶやくだけなら抵抗はなかったが、位置情報を逐次知らせるのはかなりヤバい。自分のプライベートな部分がさらされてしまう気がする。もちろん、サービス提供側もこのことはよくわかっていて、位置情報を誰までに公開するかを細かく制御することは可能である。
昔、Xerox PARC のユビキタス・コンピューティングをはじめ、モバイル・コンピューティングの研究が始まった頃、位置情報を使うと面白いアプリケーションができる反面、プライバシーが課題であるというのが共通認識であった。あれから約20年。iPhone のようなデバイスで、いつでも自分の位置をネットワークに知らせることができるようになり、その怖さ、ヤバさを改めて再認識した。
