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ゴルフレッスン・メモ:スイング編「練習場での心得」「素振り」

誰かに言われた。「よく素直にレッスンプロの言うことを聞いているねぇ。」

ぼくには理系の研究者というイメージがあるらしく、自分で「スイング理論」を作ってそれに固執しているのではないか、と思われたらしい。そんなことはない。何を習うにしても最初の基礎が大事。特にスポーツや楽器の演奏のような身体的なものは、先生からきちんと基本を教わり、地道に練習するしかない。そう思っている。

今のゴルフスクールのいいところは、週1回1時間半のレッスンの間、ボールが打ち放題になっていることだ。ボール代を考慮すると、300球も打つと元が取れる換算で、しかもコーチのアドバイスつき。練習を始める際にコーチにスイングを見てもらうことで、ポイントを押さえて練習することができるし、また練習方法も教えてもらえる。

このスクールでの週1回の練習を継続して行こうと思う。漫然なものにしないためにも、目標が必要だ。まずは110を切る。そして少し無理かもしれないけど、今年は100を切ることをめざしてみよう。

実は1時間半で300球というのは打ち過ぎである。本当は毎回コースと同じようにプレショット・ルーチンを繰り返すのがよいらしい。打席を外さないまでも、1度素振りをしてから打つようにする。200球打つ間に400スイングすることができる。この蓄積が大事とのこと。

また練習場で打つ時は、インパクト時にマットの音がしないように気をつける。マットの音がするということはダフっていることを意味する。練習場のマットだと多少ダフってもクラブがマットの上を滑るのでボールを前に真っすぐ飛ばすことができる。しかし実際のコースではまったく飛ばずに苦労することになる。

また練習マットの上ではボールがすべてクリアに見えているので、ボールとマットの間にクラブを入れるような意識をしてしまうが、コース上ではボールは芝生に少し沈んでいるので全部は見えていない。練習場でも少しトップするくらいの気持ちで打つ必要がある。すなわち、ボールに当たる乾いた音だけがするスイングを、練習場では心がけなければならない。もしマットに当たる音がする場合は、2cm くらいティーアップして打ち、ボールにクリーンヒットする感覚を取り戻していく。

週1回の練習場通いの場合、ふだんから素振りをするとよいという。毎日10スイングするだけで、年間 3600スイング。かなりの量になる。

素振りにもゆっくり振るものと速く振るものがある。ウェッジを2本持つ場合はゆっくり振る。重いヘッドのクラブを速く振ってしまうと、実際にクラブを握った時には軽過ぎて、切り返しのタイミングがずれてしまう。同じ2本でも、互いのヘッドとグリップを合わせて重さのバランスを取る場合は通常のリズムで振る。

なかなか素振りをする場所がない時は、短い素振り練習用のクラブを使うのも一法。ただしフルスイングすること。

練習しているうちに、いつの間にか崩れていき易いのがアドレスやグリップなので要注意。グリップ修正の器具も役に立つ。その意味では、素振り用のクラブがモデルグリップになっているものもよいかもしれない。


M-342 ナイススイングSR001 DXナイススイング SR-002 グリップ先生 SR-012

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