Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

五里霧中

コンペに向けて事前に練習ラウンドがしたいという同僚に連れられて、再び箱根へ。今回は箱根湯の花ゴルフ場である。ところが朝からあいにくの小雨模様、箱根の山には真っ白な霧がかかっていた。

「しばらくしたら風も出て霧も晴れるかもしれない。」そう期待して始めたのだが、霧はますます濃くなるばかり。一時は10ヤード先も見えなくなるくらいであった。全パーティがトランシーバーを持ち、打ち終わったこと、グリーンが空いたことなど、常に連絡を取り合いながら、ラウンドする。

ティーショットは完全なブラインド状態であり、そのホールがどうなっているのか、まったくわからない。地面に置いてある矢印の板を目印に打つしかない。ボールが飛んだ方向は何となくわかるが、その先は霧の中、どちらに曲がったのかわからないので、ボールの行方も、実際に行ってみるまではわからない。

ボールがうまく見つけ出したとしても、セカンドショット、サードショットをどちらの方向に打ったらいいのかがわからない。コース・レイアウトが目で確認できないばかりか、ゴール地点であるグリーンがまったく見えないのである。だいたいあちらの方だろうと見当をつけて打つが、行ってみて初めて、「あ、こっちがグリーンだったんだ。」と知る始末である。コース攻略の戦略もあったものではない。

「わからない」尽くしの、文字通り、「五里霧中」のラウンドであった。ゴルフ場に着いた時にその場でキャンセルして、あとは箱根温泉巡りツアーに変更すべき一日であったろう。

そういう訳で、あくまでも参考値としてのスコアは、IN 54、OUT 58 の112。二つのショートホールで取ったパーを含め、ダブルボギー以内に収めたのは10ホール。ショットはともかく、アプローチやパットの練習にはなったかな。アプローチは相変わらず、距離を合わせるのに苦労している。アプローチを磨かないとスコアは伸びそうもない。そうそう、まったくのまぐれだが、10m ものフックラインのロングパットが一発で入った時は嬉しかった。

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