iPad には Bluetooth の無線キーボードが接続できると知って、さっそくリュウドの折りたたみワイヤレスキーボードRBK-2000BTII(Rboard for Keitai/英語配列)を購入した。
なぜ英語配列版(ASCII)かというと、iPad(iPhone OS 3.2)のハードウェアキーボード配列設定により、日本語配列版(JIS)はキートップの印字通りに入力されないためである(メーカー対応情報)。iOS 4 で日本語配列が正式にサポートされるならば、Rboard for Keitai / JIS配列 RBK-2100BTJの方がよいかもしれない。下記の図のように英語配列版は、右シフトと「/」の位置が入れ替わっているし、矢印キーの位置も右端にはないからである。
僕自身はもともとプログラマーだった時に(いつの話だ?)、英語配列のキーボード(たとえば PFU Happy Hacking Keyboard PD-KB200B/U)を使っていたこともあり、あまり違和感はない。
さて、肝腎の使い勝手であるが、なかなかよい。いったんペアリングをしてしまえば(Fn + Bluetooth を長押し)、その後は何もしなくても iPad と自動的につながるようになる。Cmd + SPACE で日本語/英語モードの切替え、Cmd+C と Cmd+V でコピー&ペーストもできる。かな漢字変換の最中の文節のコントロールの仕方など、細かい操作方法がわからないものの、長めの文章をどんどん入力していくことができる。iPhone を iOS 4 にバージョンアップすれば、外出先でちょっとした長文のメモを取るのに使えそうである。
追記:2010.6.22
- iOS 4 にバージョンアップした iPhone 3GS でも無事使えた。ただしキーボードを開くたびに、ペアリング操作が必要のようである。iPad だと即座に使えたのだが。
- Ctrl+F、Ctrl+B などでカーソル移動が可能。こうなると CAPS Lock と Ctrl とを入れ替えたくなる。
- iPhone 3GS に接続した場合の使用感を、さらに詳しくまとめた(2010.6.24)。