Muranaga's View

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ラウンド・レッスンで学んだのは一球一球考えて打つこと

レイクウッド 大多喜カントリークラブにて、スクールのコーチによるラウンドレッスンを受ける。一昨日もそうだったが、2打目、3打目のフェアウェイウッドが安定せずスコアを伸ばすことができず、東コース:55(15パット)+ 南コース:58(18パット)= 計:113(33パット)という結果であった(スコアカード:東コース南コース)。

アプローチはわりとうまく行った方だと思う。70ヤードを寄せワン圏内に持って行ったり、フェアウェイバンカーから PW でクリーンに打って、グリーンに乗せたり。ただしバンカーに入れること、何と7回。バンカーショット自体はほぼうまく行ったが、回数としてちょっと多過ぎる。さらにこのコースは何と高麗グリーン。傾斜よりも芝目が効く場合があるので、前の人のラインをよく見ておく必要がある。33パットなので、新しいパターは高麗芝でも効果を発揮したといえよう。

総括してコーチ曰く、「以前よりずっとよくなってきた。スコアはいずれついてくる、練習は嘘をつかない。」コーチについてもらうことのメリットは、ラウンド中に悪いところを指摘してもらって修正できること。逆にデメリットは緊張してしまうこと、かな。

ショットについては、レッスン中にも言われている通りのことをコースでも指摘されている。一番大きな課題は、「体の回転不足」である。左足に重心を置き、左足を軸に右肩が目標を向くまで上体を回転させること。僕の場合、打ち終わった後、右足に重心が残っている時がある。これは体が回転せず手打ちになっている証拠である。これを修正するにはボールをもっと左に置き、ライナーを打つ気持ちを持つ。僕の場合、しっかり当てようとして、知らず知らずのうちにボールを右に置いているようだ。これだとボールを叩きに行って結果的に体の回転不足になる。

その他にも役立つアドバイスを受けたのでまとめておく:

  • 砲台グリーンではつい打ち上げようとするが逆効果。手打ち、右足重心になりがち。しっかり左足軸で回転。
  • 2打目、3打目のフェアウェイウッドを、自信なさげに振っている。そのため体の回転が止まって手打ちになり、トップしたりする。
  • フェアウェイウッドで一度失敗した後は、気持ちを立て直すためにいったんアイアンで打つやり方もある。
  • つま先上がりは左目に出る。それを考慮して右目に向く。クラブは短く握る。
  • 木の根元や、土の上ではクラブフェースを閉じ、フォローを低くとって転がす。
  • フェアウェイバンカーでは、アゴの高さを見て、クラブ選択を。またフォローを取れない場合は、ザックリぶつけるだけで、とにかくバンカーから出す。
  • 「保険をかける」打ち方を心がける。たとえば 砲台グリーン、こぼれると大けがに なる場合を考慮して安全な方向に打つ。
  • 失敗したものの、次でうまくリカバリー出来たなら全力でボギーを取りに行く。ショートするよりも決めに行く強気のパット。
  • ロングホールでは一打目、二打目をとにかくフェアウェイに持って行くことに集中する。
  • 高麗グリーンの特性は上りは重く、下りは勢いがついて止まらない。傾斜よりも芝目が効く場合があるので、他の人のパットを観察してどちらに曲がったかよく見る。ラインを迷った場合はラインを消すつもりで真っ直ぐ強めに打つのも一法。

ラウンド・レッスンで学んだのは、一球一球を考えて打つことである。ふだん何気なく、あまり深く考えずに打っているが、ラウンド・レッスン中は常に考えることを要求される。ボールのところに歩いて行くまでに、次のショットの作戦を考え、そのために必要なクラブ選択を考え、打つターゲットを考えている。とても刺激的な体験である。

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