Muranaga's View

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約10年ぶりにコンピュータ・アーキテクチャの教科書を買う

コンピュータ・アーキテクチャの教科書として名著として知られるのは、RISC の発明者・提唱者であるヘネシーとパターソンによって書かれた『コンピュータ・アーキテクチャ --- 設計・実現・評価の定量的アプローチ』である。「ヘネシー&パターソン(ヘネパタ)」の愛称で親しまれた本は、その徹底的な定量的な評価の姿勢が印象的だった。1990年に原著が出版され、翻訳が出たのが 1992年。

その後、もう少し易しい『コンピュータの構成と設計 --- ハードウエアとソフトウエアのインタフェース』が出された。1993年に出版された原著に目を通したのが、米国の大学滞在中だから 15年以上も前になる。これは米国の大学の学部学生向けに書かれたものだが、ソフトウェア開発者も必読の本だと感じた。コンピュータの動作原理を知らずに、ソフトウェアのよい設計・実装・プログラミングはできない。こちらは著者の順序を逆にして「パターソン&ヘネシー(パタヘネ)」の愛称で呼ばれている。パタヘネが出たことにより、ヘネパタはより専門家向けの位置づけになり、版を重なるうちに両者の重複も少なくなった。

そしてつい先日、10年ぶりくらいにこの「パタヘネ」の最新版を購入した。ここ10数年、ずっとビジネス畑に行って、コンピュータに関する知識がアップデートされておらず、仕事上困ることも出てきたためである。久しぶりにこの本を開くと新鮮だ。並列処理、GPU、フラッシュストレージなど、やはりこの分野の進歩は速いと改めて実感する。そして数年に一度、最新技術に合わせて教科書を改訂するヘネシーとパターソンにも感謝。

原著最新版は Kindle で入手できるので、購入と同時に手元に届く。Kindle だけでなく、iPadiPhone で読める。外出時も参照できるので便利である。

コンピュータの構成と設計 第4版 上 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

コンピュータの構成と設計 第4版 上 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

コンピュータの構成と設計 第4版 下 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

コンピュータの構成と設計 第4版 下 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

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