Muranaga's View

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ハーフ 40台に届かず、2度目の「100切り」には程遠い

ゴルフ仲間たちと南総カントリークラブにて。午前中は冷たい雨が降る冬のようなラウンドとなった。午後は曇り、終わるころになってようやく晴れてきた。

西コース IN: 54(19パット)+ OUT: 51(19パット)、トータル 105(38パット)という結果に終わる(スコアカード)。初めて「100切り」して以来、単調増加していたスコアにようやく歯止めがかかったものの、ハーフ40台が出せず、2度目の「100切り」には程遠い。「悪くても 105 以下に収める」というゴルフを目指している以上、105 というスコアでは素直に喜べなくなっている自分がいる。ボギーやパーが取れずに、ダボペースでずるずると来て、よいところがないまま 105 というスコアになってしまった感がある。「ハーフ40台」「100切り」に向けて、何かが足りない。

今回よかったと思えるのはドライバー。練習場では少しティーを高めにすると同時に、ヘッドの重さを感じるように振る感覚で打つことにより、ドライバーの飛距離が伸びつつあるが、それが午前中のコースでも再現できた。平均して 200-220ヤードは飛んでいたと思う。後半、体が開いて右に行ってしまうホールが 3回ほどあったが、それ以外は真っ直ぐ飛んでいた。逆にドライバー以外は反省点ばかり。

特に問題なのはフェアウェイウッドの精度。成功率 50% 以下だろうか。ボールの頭を叩いてほとんど飛ばずにがっかりしたり、ダフって左にひっかけてしまったり。アイアン並みの成功率で振れるようにしないと、ロングホールや距離のあるミドルホールで苦労することになる。城戸先生のように自信の持てるクラブ、すなわち 7I 以下しか打たないというやり方もあるというのは、頭では理解しているものの、なかなか思い切って実行できない戦略である。個人的には 7W はうまく打てると思っているのだが、どうやったらコースで自信を持って打つようにできるだろうか?練習場ではアイアンほどではないものの、それなりの確度で打てているつもりなのだが、コースでは「フェアウェイから打てる」「チャンスだ」と思って力が入ってしまうせいかもしれない。また傾斜地からのショットを意識し過ぎているのかもしれない。3月のラウンドレッスンで指摘されたように、自信なさげに振って体の回転が止まっている可能性もある。

一方、アイアンはしっかり当たっていたが、ときどき左にフックする球が出て精度を欠いた。体の回転が止まって、左足にうまく乗れていなかった可能性がある。

アプローチもなかなかうまく行かない。練習場と違って、ラフに絡んでざっくりしてしまったり、力が緩んでしまったり。5-60ヤードの距離をオーバーさせてしまうことが多かった。もっと安定させるべく練習するしかない。

そして今日スコアが伸びなかった大きな要因は、バンカーショット。実は午前中に 8回もバンカーショットを打っている。コース設計者の戦略にまんまとハマったと言えるが、グリーンまで 50ヤードほどもあるバンカーで、一発脱出だけ考えればいいものの、「砂を薄く取って距離を打とう」と欲をかき、ボールの上を叩いて脱出に失敗すること 2回、このホールは 10打の大叩きとなった。さらに次のホールでは、砂を取るはずがクリーンヒットしてホームラン、大きくグリーンオーバーしてOB としてしまう。何とも情けない。この反省を活かして午後は一度もバンカーに入れずに済ませた。バンカーは出すだけであればそんなに苦手意識はないのだが、侮れない。やはり欲を出さずに確実に一発で出すという基本に立ち返ろう。自分の技術レベル以上のことをコースでやろうとしたのが間違いだった。このバンカーショットの失敗がなければ(「タラレバ」禁物とはいえ)、100 前後のスコアは出せたはず。

パッティングは 38パットといつもより多い。グリーンが広く、アイアンに精度を欠いたため、ファーストパットがロングパットになったためである。なかなか 1m 以内に持ってくる距離感が出せなかった。3パット 6回(1パットが 2回)はさすがに多過ぎる。

以上は、結果論としての技術的な話だが、ハーフ40台を出すためにはどういう精神状態で、どうすればいいのだろうか?一緒に回った先輩は、安定してハーフ40台を出す。まず 9打以上の大叩きをしない。絶対にトリプルボギー以内に留めている。基本はパーオン狙いのボギーペースで、ときどきパーを取る。ダボを重ねてずるずると後退しない。精神的な強さ、ミスショットしても引きずらずに、気持ちを安定させられることが大切という気がする。そしてそれを支えるのが、アイアンとアプローチの精度だろう。確実に 2打目、3打目でグリーンを捉えてくる。これは心強い。

やはりアイアンとアプローチをしっかりターゲットを狙って打つ練習を積み重ねよう。150ヤード以内でもグリーンに乗せられるようにしたいし、100ヤード以内ではグリーンセンターを狙って、しがみついてでもグリーンに乗せたい。

パッティングはラウンド前の朝の練習で、ロングパットの距離感をつかむようにしておきたい。そしてラインを読む時に何度も頭の中でボールをころがしてみることを心がけたい。

最後にラウンド中の気持ちの持ちようについて。ショットに精度がないのは当たり前。自信がない、びくびくしながら打っていくのが常。その気持ちに打ち勝つには、一球一球集中して、打つ前にやるべき準備を全部行うこと。十分な準備をして自分がやりたいスイングができたのならそれでいい。その結果がうまく行かなかったとしても仕方がない。結果よりもプロセスを重視したい。

余談だが、ゴルフの前夜は興奮して寝つきが悪い。眠りも浅くて途中で目が覚めたりする。ふだんそんなことは決してないのに。子供の遠足か、と言われそうだが、できるだけ睡眠をとって体調万全でラウンドに臨みたいものである。

今年も残すところあと 1ヶ月、コースに行くのも 2回くらいだろう。今日の反省を練習につなげ、その成果をラウンドにぶつけたい。

南総カントリークラブは、高速の姉崎・袖ヶ浦インターから近く、家から 1時間強で行ける。整備も行き届いており、よいゴルフ場だと思う。新規会員募集中ということで千葉ゴルフ会のブログでも紹介されている。


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