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「良性発作性頭位めまい症」は生活習慣病

またもや、めまい(良性発作性頭位めまい症)の兆候が現れる。一定の方向に頭を傾けると、景色が横に流れるいつもの症状で、気分がよくない。早めに帰宅してさっさと就寝する。何とか翌朝までに回復した。今回は軽く済んでよかった。

良性発作性頭位めまい症は、「良性」ということで特に深刻な病気に結びつくものではないが、日常生活に支障がある。僕の場合、1-2年に一回くらいの頻度でめまいの発作に襲われ、1日から数日は寝て休むことになる。景色が横に流れる・天井がぐるぐる回転するといった症状が、突然前触れもなく現れるのが不安だし、やっかいだ。前回の発作から 1ヶ月半という短い期間での再発。どういう時になるのかを自分なりに考えてみると、気圧の変化(低気圧や前線の通過)、気温の変化、飲酒(なぜか日本酒のことが多い)、睡眠不足、この四つの要素が関係しているように思われる。

ネットを検索してみると、以下が「めまい(眩暈)」に関する情報源として参考になる。

特にめまいメニエール病センター の高橋正紘氏の著書『薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療』は、良性発作性頭位めまいについて、症状が現れる原理、予防方法、いざという時の治療法が詳しく紹介されており、非常にありがたかった。素人考えで四つの要素を上げたが、この本を読むことで、長時間同じ姿勢でいる生活、睡眠不足、頭を低くして寝るといったことが、めまいを引き起こしていたことがわかった。

めまいの症状は、重力や体の直線移動を感じ取るセンサーとなる耳石(炭酸カルシウムの結晶)が、回転運動を感知する半規管に入ってしまうことによって起こる。耳石が半規管に入り易いのは就寝時、仰向けに寝ていて頭の位置が低いと浮遊耳石が半規管内に入ってしまうことがある。いったんそうなると、ずっと同じ姿勢でいた状態から頭を動かした時に、その耳石が半規管内を移動するので、めまいの症状を引き起こす。これには僕自身、非常に思い当たることがある。最近のめまいは、お酒を飲んで帰って、そのままソファや床で寝落ちしてしまった時に起こっている。つまり頭の位置が低いまま寝てしまった翌朝にやられている。

同じ姿勢を続ける人、運動不足や不眠の人がなりやすい「生活習慣病」の要素も多分にあるようだ。たとえばデスクワークが多い、長時間 PC を操作する、寝たままテレビを見たり、本を読んだりする、といったことは、まさに今の僕の生活習慣そのものである。姿勢を変えたり、運動して身体を動かしたりすると、耳石がリンパ液内で舞い上がり掃除する細胞に回収されるが、そうでないと耳石が沈殿してしまい、半規管の中に移動する可能性を生み出してしまう。

高橋氏で提唱している良性発作性頭位めまい症の予防方法は、下記の通り。自分の生活の中に積極的に取り入れていこう。

  • 枕を高くする(枕の下にタオルを置くなど)。
  • 前屈・体の回転・その場でのジャンプなど簡単な体操を行う。
  • テレビを見る時、本を読む時は横にならない。
  • デスクワークを長時間続けない。長くなる時は立ち上がってジャンプする。
  • 頭の上下運動を伴う運動を取り入れる(速歩き、スローランニング、なわとびなど)。

本でも紹介されているが、発作が起こった時の治療法でよく知られているのは Epley法(浮遊耳石置換法)である。下記で具体的に説明されている。あまりあっては欲しくない事態だが、もし次回めまいの発作が起こったら、この方法を試してみたい。

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