Muranaga's View

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強風の中、惜しくも「100切り」を逃す

隨縁カントリークラブ竹岡コース(コースレート:71.4、コースレイアウト)で開催された会社の研究所のコンペに参加する。この海沿いのコースには、過去 2回挑戦して、いずれも雨と風にやられており(「雨のゴルフでは精神力が試される」(2012年5月)、「体調不良、雨と強風、なかったことにしたいラウンド」(2012年12月))、自分としての目標はまず「110を切ること」として臨んだ。

フェアウェイが狭く、ドッグレッグの多いトリッキーなコース、かつ今日もまた風速10m/sを超す強風の中、我慢のゴルフでスコアメイクを心がけた。結果、前半 IN: 50(18パット)+ 後半 OUT: 51(20パット)= トータル 101(38パット)と、当初の目標は達成したものの、惜しくも「100切り」を逃す結果となった(スコアカード)。IN、OUT いずれも最終のロングホールをダボの 7打で上がればハーフ 40台になるにもかかわらず、どちらも OB を打って 9打の大叩き。実にふがいない。せっかく「100切り」を狙えるチャンスなのに、それを掴むことのできない自分の詰めの甘さが情けない。

何が起こったのか。IN の最終、18番ロングホールではティーショットを OB の後、前進 4打を 5W で打って、残り 100ヤード。PW できっちり 5オンさせられる、いや、させなくてはならない状況で、ミスしてバンカーに入れてしまう。そのバンカーからも出すだけのショットとなってしまった。一方、OUT の最終、9番ロングホールでも、ティーショットを OB。前進 4打を 5W で打つ(池に届かないクラブを選択)。当たり自体はよかったのだが、右に出てしまい、連続 OB となってしまった。これで万事休す。

下の写真が問題の IN 最終の18番ホール。池とビーチバンカーが美しい。クラブハウスの向こうには海が広がっている。ちょうど写真を撮ったところが、100ヤードのアプローチ地点で、この後ミスして左に見えるバンカーに入れてしまった。


HoleYardParScorePutt内容ショット
1017834+12バンカー7W △(Bへ) SW ○
1152757+221W ◎ 8I ○ 6I ○ AW △ PT △
1231847+32OB(アゲンスト、左テンプラ)1W ×(OB) PW × AW ○
1314133027I ◎
1430045+121W ○ 7I ○ SW ○
1533543-116m スライスを 1パット1W △ 8I ◎
1640246+231W ○ 9I ○(レイアップ) AW △
1733246+221W △ 7I △(左上) AW × AW ○
1847859+42OB(右)、バンカー1W × 5W ○ PW ×(→B)SW △ AW ○
IN30113650+1418
138745+121W ○ 6I △ AW ○
212634+13上段からのパット8I ◎
336547+32OB(左テンプラ)1W ×(OB)7I × AW ○
436346+231m パット外す1W ○ 7W ○(ラフ、左上、つま先上) AW ○
518333029W ◎
638746+231W ○ 7W △(ラフ)AW ○
74595502カラーから 20m のパット1W △ 5W ◎(ラフ) 5W ◎
834746+21FW バンカーからトップしてグリーン下へ1W ×(左テンプラ) 5W ×(左下→B)AW × SW ○ PT ○
946459+42OB x21W ×(OB) 5W ×(OB) 5W ◎ AW ○
OUT30813651+1520
TOTAL609272101+2938

結局、ドライバーのティーショットでの OB 4発と、前進 4打での OB 1発(5W)、計 5発の OB を叩いてしまった。狭いコースとは言え、フェアウェイキープ率 21% で、ティーショットの精度に大きな課題が残った。僕の場合、叩きに行って左上にボールが高く上がるテンプラの OB と、右に球が出てスライスする OB と 2種類ある。テンプラ防止のためには切り返しを急がず、また右にスライスさせないためには、きちんとフェースターンをしてドロー回転をかけるようにしなければならない。今回、強いアゲンストのホールでスイングを急いでしまい、ティーショットのリズムやテンポが乱れてしまったと感じている。

一方、それ以外のショットの確度は僕にしては比較的よいレベルであったと思う。チョロ、ダフりといったミスショットも少ない。15番ミドルホールでは、左ラフからの 8I 第2打でグリーンをとらえ、6m のスライスラインのパットを沈めてのバーディ! また 7番打ち上げのロングホールでは、左ラフからの 5W による第 2打でフェアウェイに戻し、さらに打ち上げの第 3打も 5W で打って、グリーンのカラーに乗せることができた。ショートホールについては、最初の 10番のみグリーンを外したが、それ以外の 3ホールはきちんとワンオンさせている。風や打ち上げ・打ち下ろしを考慮しての番手の調整がうまくいった。

ミスショットは、左足下がりでのダフりと、フェアウェイバンカーからのトップが印象に残っている(いずれも 8番ホール)。後者はグリーン奥の崖下までボールが落ちてしまったが、SW で打ったショットがうまい具合に土手に跳ねて、グリーンエッジまで行き大けがにならずに済んでいる。

ショットの確度をまとめると次の表になる。


クラブ成功率内容備考
ドライバー6/14OB x4、FW キープ 21%
ウッド6/103W:0/0、5W:4/6、7W:1/3、9W:1/1
アイアン7/105I:0/0、6I:1/2、7I:2/4、8I:3/3、9I:1/1
ウェッジ・アプローチ系11/19PW:0/2、AW:9/12、SW:1/3、PT:1/2バンカーショット:1/3

こうして見ると、5W、ショートアイアン、AW の成功率が高かった。これにより、ティーショットがフェアウェイに行かなくても、パーオン率 27%、ボギーオン率 33% というよい結果が生まれている。一方、100ヤード前後から確実に乗せたい PW については二度とも失敗している。練習場ではうまく打てているのだから、「チャンス!」と力まずに平常心で打ちたい。

さて課題のドライバーショットの動画を二つ。左が OUT 1番の打ち下ろし、右が OUT 6番のスローモーション映像である。残念ながら今練習しているポイントが全然できていないダメダメなスイングとなっていた。本来ならば、左股関節をしっかり入れて、左脚をロックする中で右腰を切って、上半身を回転させていかなければならないのだが、それができていない。左腰が後ろに引ける形で回転してしまっている。たまたまうまくドローボールが打てているが、これは偶然の産物に過ぎない。要練習。

今回、初めての人とばかりまわったが、いい意味で緊張感があり、冷静にコースマネジメントを心がけることができた。特に 90前後 でまわる人が、OB を打っても明るく次のショットに向かっていたのが参考になった。ゴルフはミスのゲーム、いい意味で忘れて、次のショットに心を切り替えている感じである。OB を打ってもスコアをまとめてくるのはさすがである。僕自身惜しくも「100切り」は逃したものの、グロスでは 6位タイ(ベスグロは 88、「100切り」が 5人)、新ぺリア方式でのハンディキャップ 25.2、ネット 75.8 で 7位となり、ラッキーセブンということで賞品をいただいた。ありがとうございます。


ラウンド数平均スコア平均パット数ベストスコアベストパット数ベストハーフパーオン率ボギーオン率フェアウェイキープ率ベストハンディキャップ
2012 21109359527477%30%42%31
2013 10108359730448%29%43%29
-ラウンド数スコアパット数ベストスコアベストパット数ベストハーフパーオン率ボギーオン率フェアウェイキープ率最新ハンディキャップ
今回 110138---27%33%21%29

GDO ハンディキャップは、ようやく今年初めの 29 に戻すことができた。今夏は沼津・箱根方面に行くつもり。今年前半のことを考えると、千葉方面のゴルフ場でよいスコアを出しても、沼津・箱根のゴルフでは通用していない気がする。高速グリーン、砲台グリーン、傾斜のあるフェアウェイなどにやられている。ショットの調子が上向きでもあり、何としてもリベンジしたい。

隨縁カントリークラブ竹岡コースは、横浜・川崎から 1時間強、高速の出口からもすぐという便利なところにある。ただコース自体は海沿いにあるため、いつ来ても強風に見舞われている。今日も風速 15m/s でアクアラインが 40km/h に制限されていた。コンペの表彰式が終了したのは 7時前、この時間に帰宅するとアクアラインのアウトレットモール渋滞も既に解消しており、スムースに帰ってくることができた。

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