Muranaga's View

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iPad の「風呂のフタ」復活、薄型キーボード・カバーは数日間の命だった

痛んできた iPad のカバー、通称「風呂のフタ」の代わりに、薄型キーボード・カバーを買ったのだが、メインユーザである家族からは「重い、そもそもキーボード要らない、充電が面倒」と不評で、わずか数日で、「風呂のフタ」が復活することになった。やれやれ。

タブレットiPad)にキーボードを取り付ければ、文章を入れるのに楽だし、カバーとしても使えるし、一石二鳥と考えた僕が浅はかだった。そもそも iPad で大量にテキスト入力はしない。Facebook や Twiter のつぶやきくらいの量なら、画面に表示されるソフトウェア・キーボードで十分なのだ。

そしてユーザインタフェースの不統一感。iPad のようなタブレットでは、画面に表示してあるものを指で直接指示して操作するのが基本。文字入力のたびに、画面から指を離して、キーボードに手を持ってくるのに違和感があるのだ。指でずっと画面を触り続けるという点で、画面内に表示されるソフトウェア・キーボードの方が、自然なインタフェースになっているのである。音声で入力をする方がやり易い人もいるのかもしれない。

PC ではごく自然なキーボードというインタフェースが、タブレットでは違和感となる。マイクロソフトMicrosoft)の Windows 8Surface は、PC とタブレットを融合させる試みであったが、どうやらこの二つの機器が合体することはなく、それぞれ棲み分けていくことになるのだろう。ちなみに最近の調査によると、「世界でのタブレット出荷、2014年にはノートPCの倍以上に」なるのだそうだ。

白は汚れが目立つので、2枚目の「風呂のフタ」は、革製のネイビー・ブルーにした。Amazon だと純正のスマートカバーが、Apple のオンライン・ストアの安く(半額!)購入できる。

さて、せっかく買った薄型キーボード・カバー。このままお蔵入りにするにはあまりに惜しいので、iPad 立てとして使うことにした。それと PC を持っていかない旅行の時には役立つかもしれない。旅先でメールのやり取りをする、ブログを書く(いや、フツー書かないな)など。

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