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箱根仙石原にて、ライバルが初の「100切り」達成、僕も 1年ぶりに自己ベストタイの 95 をマーク

富士屋ホテル仙石ゴルフコースコースレイアウト、コースレート:66.7)にて、気の置けないゴルフ仲間たちとのラウンド。長年のライバルである友人が、悲願の「100切り」を達成!何と言ってもこれが一番嬉しい。「100切り」の実力はありながら、あと一歩及ばずという状態が続き、見えない「100 の壁」をひしひしと感じていたことだろう。これからもお互いに切磋琢磨して、次はどちらが早く「90切り」を実現するか、がんばっていきましょう。

さて、僕自身も夏合宿の成果が出たのか、自己ベストタイの 95 をマークすることができた。これは初めて「100切り」した時以来、1年ぶりである。前半の OUT は、ダブルパーを 2回も叩いて心が折れかけたが、直後に 15ヤードのチップインパーがあり、何とか 50 に踏みとどまる。後半 IN は、ドライバーのドローがかからずに右の林に行ったりしたものの、隣りのホールからリカバリーショットが打てたりして、何とかボギーペースを維持。最後の 153 ヤード打ち上げのショートホールでパーを取り、有終の美の 45、トータル 95(37パット) であった(スコアカード)。

歴史のあるコースということで、グリーンは小さめ。また砲台グリーンや、グリーン面が見えない打ち上げが多い。グリーン周りで行ったり来たりするのを恐れていたのだが、今日はアプローチショットが全体にうまく行き、大叩きはダブルパー 2回で済んだのがよかった。フェアウェイウッドもうまく打てていた。

苦労したのはパッティングである。少し遅めのグリーンで、かつ芝目がきつく、ジャストタッチの感覚で打つと、カップの直前で予想外の方向に大きく曲がるので、しっかり打つ必要があった。失敗したのは 16番ホールで、せっかくパーオンしたにもかかわらず、ファーストパットを寄せられず 3m ほど残してしまう。そしてパーを狙いに行ったパットを大きくオーバーさせてしまい、返しも入らず 4パットしてのダボ。これは完全にマネジメントのミスであり、大いに反省しなければならない。

今回のラウンドのテーマは、ドローボールを中心にした組み立てにすること。ゴルフ仲間にも予めそう宣言してラウンドした。途中までは宣言通りドローが打てていたのだが、3ホール目くらいからドローがかからず、そのまま右に抜けてしまうようになった。ティーショットは右の林に、アイアンショットもグリーン右にこぼれてしまう。おそらくフェースターンをもっと早めに、体の右側で行うイメージでやるべきだったのだろう。あるいは、もっとフェースを被せてインテンショナルにフックを打ってもよかったのかもしれない。しかしコース上で極端なフックは怖くて打つことができず、結局、後半はストレート系のボールとなっていた。

以下、ショットの内訳と共に、ラウンドの詳細を記しておく。


HoleYardParScoreShotShortG / PuttPenalty内容
14244402221W ◎ 9W(左下)○
24345502315W ◎ 7I(ダフり)△ AW ○ AW ◎
316034+11329W ○ AW ○
434746+23331W △ 5I ○ 7I ◎
535748+42531、(B x1)1W ×(左テンプラ→1P)5W ○ AW ×(→B)SW ○
638348+43521W ×(→右林) 7I ○ 9I × AW × SW × SW ○
74715504101W ×(→右林)5I ○ 6I △ 9I × AW ◎(15ヤードチップインパー)
837946+22421W ◎ 5I ○ AW △ AW ○
910534+1133PW ○(→右エッジ)
OUT30603650+142029181
103634402221W(→右林)× AW ○(林越えのリカバリがうまく跳ねた)
1146457+24321W ◎ 5W(トップ) × 9W(チョロ)× 8I △(アゲを見たがオーバー) AW ○
1215435+2142(B x1)7I △(→B)SW △(出すだけ)AW ○
1344545+1232(B x1)1W ◎ 5W △(→B)SW ○
144925502311W ○ 7W(つま下)◎ AW(50ヤード)△ AW ○
1536645+12321W ○ 7W ○ AW ○
1631746+21541W ○ AW ○(パーオン 4パット)
1738645+13221W ×(→右林)5I △ 9W ○(打上 2番手上げた)
181533301229W ◎(ピン奥 7-8m オン、打上 1番手上げた)
IN31403645+91827190
TOTAL62007295+233856371Rate: 66.7

東名高速が混んだため、パッティング練習のみで、いきなりドライバーを握った朝一ショット。ちゃんと練習通りドローがかかってフェアウェイをキープ、課題の左下がり傾斜からの 9W もうまく打ててパー。順調なスタートを切れた。その後も、パー、ボギーと出来過ぎのスタートであったが、この頃から思ったようにドローがかからず、ティーショットもアイアンも、右へ打ち出してしまうようになる。そして 5番、6番と 2回連続のダブルパー。5番はドライバーがテンプラでワンペナとなり、その後アプローチを失敗してバンカーに入れてしまった。6番はグリーン周りの逆目のラフに苦労した。

そして続く 7番もドライバーを右の林へ入れてしまう。リカバーショットの後にグリーンを狙ったアイアンショットも右に外れる。そこからグリーンの土手にワンクッション当てて乗せるはずの 9I のアプローチも、予想以上に強くグリーンをころがって向こう側にこぼれてしまう。この時点でもうほとんど心が折れかけていたのだが、残り 15ヤードほどのアプローチの距離感がばっちり、しかもスライスラインに乗ってそのままチップイン・パー!これで何とか気持ちを入れ直し、前半 OUT は、ダブルパー2回にもかかわらず、50(17パット)で折り返すことができた。

東京・横浜方面は猛暑だったようだが、箱根の仙石原は写真のようにラウンドの途中から雲がかかり、時折雨がぱらつく天気。25度という涼しい中でのラウンドとなった。富士屋ホテルの天丼の具は盛り沢山。もう少し軽めの食事にすべきだったと後悔しつつも、後半戦へ。

後半 IN でも相変わらずドライバーは右に。10番は林を越えて隣りの 17番ホールからのリカバリー。AW で越えられる空間を見つけ、2つのグリーンの間に落とすつもりで打った球が、幸運なことにマウンドに跳ねてパーオン。11番はフェアウェイウッドを続けて失敗した後に 4オンを狙った 8I がグリーンオーバーしてのダボ。アゲていたので大き目の番手を選んだのが失敗だった。13番、距離のあるミドルホールは、5W の距離が出て、グリーン横のバンカーまで運べてボギー。14番の短いロングをパー、15番ミドルをボギーと切り抜けつつも、16番は前述したようにパーオンしながらも 4パットのダボで大反省。17番、18番は相当打ち上げていたので、番手を 9W まで上げたのが奏功してグリーンオン。特に 18番はピン奥 7-8m からの下りのフックラインをぴったり距離感を合わせられて OK パー、有終の美を飾ることができた。

後半は終わってみれば 45 のボギーペース。パー 3つ、ボギー 4つ、ダボ 3つであった。こういうゴルフを続けていきたいものである。ショットの確度をまとめておく:


クラブ成功率内容備考
ドライバー7/13FW キープ 35%、ワンペナ x1
ウッド9/113W:0/0、5W:3/4、7W:2/2、9W:4/55W ティーショットあり
アイアン5/125I:3/4、6I:0/1、7I:2/4、8I:0/1、9I:0/25I:リカバリx3、7I:リカバリx1、9I:アプローチx1
ウェッジ・アプローチ系15/21PW:1/1、AW:11/15、SW:3/5バンカーショット:2/3

ドライバーは相変わらずフェアウェイ・キープ率がよくない。今回は右に行っても隣りのホールから打てたのがよかった。もし OB ゾーンだったとしたらと思うとぞっとする。

一方、今回よかったのはフェアウェイウッド。傾斜もそんなにきつくなく、両足をしっかり踏ん張ることで、球にミートさせてセカンド以降の距離を稼ぐことができた。

アプローチもかなりよかったと思う。グリーン周りの逆目の芝に食われた失敗もあったが、ワンパット圏内に寄せられるよう距離感も出せていたし、何より、グリーンの外から 15ヤードのチップイン・パーは嬉しかった。


ラウンド数平均スコア平均パット数ベストスコアベストパット数ベストハーフパーオン率ボギーオン率平均パー率平均ボギー率FW キープ率ベストハンディキャップ
2012 21109359527477%30%9%28%42%31
2013 141063595304410%30%12%26%44%27
直近5回 51003695334519%32%19%28%42%27
-ラウンド数スコアパット数ベストスコアベストパット数ベストハーフパーオン率ボギーオン率平均パー率平均ボギー率FW キープ率最新ハンディキャップ
今回 1953795--27%38%33%27%35%27

勝手な思い込みかもしれないが、この 3ヶ月、自分の中では「一つステージが上がった感」がある。ショットの確度が増したという実感である。その証拠に 6月以降のアベレージは 100、このところ 3回に 1回のペースで「100切り」しており、ハンディキャップも 27 とベストを更新した。この調子を維持したまま秋のシーズンを迎えたいものである。めざすは「90台前半」、自己ベスト更新である。そのためには大叩きをせずにボギーペースでまわることが必要となる。中には難しいコースもあろう。タフなコースでも最悪「110 を叩かない」マネジメントを心がけたい。

8月最後の土曜日であったが、そんなに混んでおらず、ゆったりラウンドできた。注意すべきは隣りのホールへの打ち込み、打ち込まれ、である。ラウンド後は、富士屋ホテルのアップルパイ ア・ラ・モードで、ライバルの「100切り」をお祝い。せっかく富士屋ホテルの系列に来たのだからと、珍しく家族へのお土産として、蜂蜜とドレッシング、そしてラスクを購入した。スコアもよく、充実した一日となった。

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