Muranaga's View

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バンカーショットの練習を開始した

いつの間にやらバンカー恐怖症になってしまった。今は一発で出る気がしない。そこまで順調でも、バンカーに入れてからスコアを崩すラウンドが続いている。届かないクラブで打つ、番手を上げて確実に越すなど、バンカーに入れないマネジメントも重要だが、バンカーに入ることは避けられない。そうなっても平静でいられるためには、やはりバンカーショットの練習をするしかない。

ゴルフスクールのコーチによれば、バンカーショットだけは、自分で感覚を身につけるしかないとのこと。打ち方は教えられるが、砂の質・硬さ、それに応じてのフェースの開き方、取るべき砂の量などは、経験を積むしか上達の道はないらしい。

お世話になっているゴルフ・レンジには、屋外のバンカー練習場がある。5年以上も通っていながら一度も利用したことがなかったのだが、スクールの帰りに空いていたので行ってみた。1回 1時間。今は冬。薄芝からのアプローチ練習もできる。

最初のラウンドレッスン(ゴルフ合宿)で習ったバンカーショットの練習法を思い出す。それは砂にクラブの刃で書いた幅 2-3cm ほどの線を削り取って消していくというものだった。次にその線の左にボールを置き、ボールがない時と同様、線を削り取るながらボールを打つエクスプロージョン・ショットを実現する。最初はフェースを開くなどの小細工をしない。

何度か練習を繰り返すうちに、ようやく何がダメだったかわかってきた。一つはインパクトのところでスイングが止まっていた。バンカーショットと言っても、ボールの数cm 手前をダフるところが違うだけで、他は普通のショットと同じ。フォローでしっかり腰を回さなければならない。

もう一つは、かなり手前から打ち込んでしまい、飛ばす砂の量が多かったことだ。きっちりボールの 2-3cm 手前を打つと、適量の砂と共にボールが飛んでいく。これも通常のショットと同じである。ダフる場所を凝視して、そこにしっかりウェッジの刃を入れていく。テイクバックもきちんとインに引く。アウト側だとフェースがシャットになり、砂にウェッジが突き刺さってしまい、ボールを飛ばすことができない。

メンタル的なことを言うと、ホームランになるのを怖がって思い切ってクラブを振れていなかった。通常のショットの確度が増しているのだから、自分を信じて、ダフるべき場所、ボールの手前数cm を注視、思い切って打ち込んでいこう。

まずは必ず一発で脱出できるようになることが目標だ。その次はグリーンに乗せること。通常のアプローチショットと比べて 3倍の距離を打つつもりで、距離感を出すらしい。つまり 20ヤードのバンカーショットであれば、60ヤードの振り幅で打つ。

この段階を終えたら、さらに左足下がりなどの難しいライでの打ち方をマスターする必要がある。またフェアウェイバンカーのように、確実にハーフトップで打つやり方も覚えなければならない。まだまだ身につけなければならない技術がある。しばらくバンカー練習場に通うことになりそうだ。

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