暖かく少し汗ばむ程度の陽気。絶好のゴルフ日和。このところ 90台のラウンドが続いている。そんな中、2ヶ月前に雨で大叩きした香取カントリークラブにて、リベンジを期したラウンドだったが、見事に返り討ちにあってしまった。
ゴルフは怖い。いとも簡単に「崩壊」する。IN スタートの 3ホール目でティーイングショットが右に行き、第2打も右のフェアウェイバンカーに入れてから、すべてのショットがおかしくなった。ショットがまともに当たらない、林からのリカバリーがダメ。50ヤード以内のアプローチがシャンクして OB。バンカーからホームランして奥のバンカーへ。さらにそのバンカーから脱出できず。いったん狂ってしまったショットがどうしても修正できず、自信のないままにスイングするありさま。大叩きの連続で精神的にも「心が折れて」、前半 IN は 63!(21パット)という信じられないようなスコアを叩いてしまう。
前夜はゴルフスクールの新年会で遅かったが、それが影響したとは思えない。久しぶりに一緒に回ったシングルプレーヤーに「成長をみてもらおう」と気負ったところがあったのかしらん?「入れ込んで」いると逆によくないのかもしれない。 短いランチで気分一新、午後 OUT は「別人」になったつもりで、ティーイングショットから思い切り振るようにした。以下に気をつけながらスイングをすることにより、何とか普段のゴルフを取り戻し、OUT は 46(20パット)にまとめ、溜飲を下げた。結局、トータル 109(41パット)。前半崩れたものの、後半復活、粘りを発揮して 110 以内に収められたのは、成果があってよかったと思う。
- 背中を軸の中心として回転できているか
- バックスイングをしっかり腰で回転できているか
- トップでしっかり左肩を入れられているか
- 腕で振りに行かずに、身体の回転を使っているか
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | Penalty | Situation | ||||
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2017.1.28 | 香取CC IN→OUT (68.8) | 6018 | 72 | 109 | 63 | 46 | 45 | 62 | 41 | 5 | 2 | 晴れ、風、9ft |
- スコア:109、パット:41
- ショット:45、ショートゲーム:62、ペナルティ:2
- パーオン率:33%(6 ホール)、ボギーオン率:28%(5 ホール)
- バーディ率:0%、パー率:22.2%(4 ホール)、ボギー率:33.3%(6 ホール)
- ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:27.8%
- フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:5.5%、ペナルティ率:5.5%、ガードバンカー率:16.7%
少し冷静に数値を見てみよう。(70ヤード以上の)ショット数を見てみると、普段より 5打ほど多い。つまりティーショットを林に打ち込み、そのリカバリーにこれだけ多く要したということである。さらに(70ヤード未満の)ショートゲームについては 62 と、目標より 10打ほど多い。この数字には 41 といつもより 5-6打多いパット数も含まれているので、ウェッジを使ったアプローチで 5打ほど多かったということだ。つまりショットで 5、アプローチで 5、パットで 5、計 15打 悪かった。逆にショットが乱れても、アプローチとパッティングを頑張れば、ここまでスコアを悪化させることはなかったはずで、「100切り」も可能だったと思われる。
香取カントリーはティーイングショットで左右のプレッシャーを感じるが、距離は短い。無闇にドライバーを振り回す必要はなかった。また最終 9番で 195Y の第3打を無理して 3W で狙って池ポチャのトリなど、クラブ選択のマネジメントに気をつければ、もっとストロークは減らせたと思う。一方、グリーンは大きく、3パットが容易に起こる。9フィートというそんなに速くない設定だったが、今一つ距離感がつかめずファーストパットを打ち切れないことが多かった。ボールもときどき跳ねる感じだった。
今回、前半ハーフで「悪いところすべて」を出した気がする。そして後半では、40台前半で上がったシングルプレーヤーと自分のプレーを比較することで、「ハーフ45切り」に必要なこと・技術が明確になったと考えている。とにかく「100ヤード以内で大きなミスとしない」ことだ。せっかく苦労してここまで持ってきたのが、100ヤード以内のミスにより、残念な結果に終わってしまう。シングルプレーヤーは前後半でダボが一つづつ。ほとんど連続してミスをしない。100ヤード以内のアプローチミスが多い僕に対し、100ヤード以内は 4-5m、あわよくばワンピンに寄せてくる。彼曰く、この距離から「ピンを刺せるのが、片手シングル」だという。
香取カントリーは横浜から片道 100km、1時間半から 2時間弱の距離である。東名高速方面で言うと裾野とか沼津までの距離に相当するだろうか。行きは首都高の横羽線が少し渋滞したが、帰りはスムースだった。機会があれば、またリベンジしたい。