Muranaga's View

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OB 4発、ワンペナ 2発、バンカーショット 11回と稀にみる乱れようで残念な結果に(沼津GC)

大学時代の同級生とのゴルフ。沼津ゴルフクラブは距離はないけど、バンカーなどのハザードが効いて、トリッキーと言ってもいいほど戦略的なコース。前回は愛鷹・伊豆とまわっての 93。今回は、伊豆・駿河という難しい組み合わせ(パー 71)。当然「100切り」を期して臨んだものの、ドライバー、アイアンともにショットが不安定(練習場ではまぁまぁだったのに…)、OB 4発、ワンペナ 2発。さらに後半の駿河ではバンカーに 6回捕まり、しかも脱出に 2打、3打、4打とバンカーショットだけで計 11打の大叩き。伊豆:49(12パット)+ 駿河:54(13パット)、計 103(25パット)と、悔いの残る残念なラウンドになってしまった。

ガードバンカーに入れたのは、いずれもグリーンを狙うウェッジで、グリーンをオーバーしたりショートしたりしてのこと。駿河 3番のロングホールでは、2打目までは順調に来ていて、残り 80ヤードの PW がハーフトップして奥のガードバンカーへ。左足下がりの打ちにくいライから一発脱出できず、2打目もシャンク気味に別のバンカーへ。パーを狙えるところだったのが 9打となった。さらに最後の駿河 9番ミドルホール。残り 60ヤードでボギーオンを狙った AW がショートして手前のバンカーに捕まる。上り傾斜での打ち上げをもっと考慮して、70ヤード以上を打つべきだった。結局このバンカーからなかなか出すことができず 4打を要し、ボギーを狙える状況であったにもかかわらずの 9打。これで結果的に「100切り」を逃してしまったことになる。耐えきれなかった自分が情けない。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPenaltySituation
2017.5.2沼津GC 伊豆→駿河(AG) (68.9)581071103495442542597晴れ、微風、10ft

  1. スコア:103、パット:25
  2. ショット:42、ショートゲーム:54、ペナルティ:7
  3. パーオン率:5.6%(1 ホール)、ボギーオン率:27.8%(5 ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:22.2%(4 ホール)、ボギー率:22.2%(4 ホール)
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:21%、OB 発生率:22%、ペナルティ率:11%、ガードバンカー率:25%

伊豆:49(12パット、OB 3回 ワンペナ 1回)、駿河:54(13パット、OB 1回、ワンペナ 1回、バンカー 6回)。これだけ OB、ワンペナ、バンカーショットを叩いて、「よくこのスコアに収まったな。」というのが正直なところ。それは 25パットというパット数にも表れているように、グリーン周り 10-30ヤードからのアプローチが非常に冴えていたからである。30cm、50cm と OK 圏内、あるいは 1m 前後にほぼ寄って、1パットに収めること 11回、それ以外はすべて 2パットの計 25パット。ウェッジの距離感、9I での転がしの距離感がバッチリだった。沼津GC は高速グリーンで有名だが、今日は 10ft と遅めの設定、しかも前日の雷雨の影響で 10ft というほど速くなかったのが幸いした。

今回、沼津GC をキャディーさんと一緒に初めてまわったのだが、とても細かく狙いどころを教えてくれるし、グリーンでのライン読みも的確だった。富士山からの芝目と傾斜がどのように効くか(駿河コースは芝目より傾斜の影響が大きい)、大きなミスにならないよう直接グリーンを狙わない、入れてもいい(入れても仕方ない)ガードバンカーなど、セルフでまわっていたら全然気が回らないところまでも教えてくれた。もちろん、その通りに打てる技量は、こちらにはないのだが、コース戦略を考える上で、非常に参考になったし、今後はこれくらいのことを考えていかないと上達できないのだということを知る機会にもなった。「会員のシングルプレーヤーの皆さんは、こんな感じで狙います(あえてパーオンしない)。」というのも貴重な情報である。

最後のホールを上がった後、バンカーショットで「明治の大砲」になっていたと教えてくれた。確かに。球を上げようとして右足に体重が残っていた。今回、ドライバーが全然安定しなかったのも、一つには左足への体重移動が不十分だったことが考えられる。なぜなら、このところの練習で「(インパクトでの)右足ベタ足」を意識して、下半身・足の安定を図っていたから。右足ベタ足はメリットが多いのだが、きちんと左足に体重を移動させて右腰を入れていかないと、上半身の回転が不足して、「明治の大砲」になってしまうリスクがある。コース戦略だけでなく、スイングの技術課題については、この辺りをしっかり反省して、リベンジを期すことにする。

因みに前の組で回った同級生の一人は、伊豆:44 + 駿河:40、84 と、僕らとは別次元のゴルフであった。一緒に回った同級生によるとほとんどパーオンして、バーディーを取っていたとのこと。本人曰く、「こんなにショットがよかったことはない」らしい。沼津のようなトリッキーなコースでの 80台は凄いと思う。自分がこのレベルに到達する日は、果たしてやってくるのだろうか。

往復の東名からの富士の写真を見ながら、反省すべきショットを詳細に振り返っておく。ドライバーの OB、ワンペナは、右にプッシュアウト気味のスライス 4発と、テンプラしての左 2発。ほとんどまともに当たっていなかった…。7I や 8I で大きく右にプッシュアウトすることも、しばしば。いつもよりも早く頭が上がっていたか、右足に体重が残っていた可能性がある。

  • 伊豆 No.1 Par 4
    • 朝一のドライバーが打ちにくいホール。右に行くのを警戒してのドロー回転のボールが左ラフへ。反省すべきは第2打、残り 160Y からの 7I で、右への OB を叩いてしまったこと。左足下がりのライ、グリーン方向ではなくグリーンとグリーンの間を狙うべき。
  • 駿河 No.3 Par 5
    • 上述したようにドライバー、5W と順調。残り 80ヤード打ち上げの PW がハーフトップしてグリーン奥のバンカーに行ってしまった。フルショットでない時こそ、しっかり下半身を安定させ、手前からダフらせるくらいのつもりで打ちたい。
  • 駿河 No.4 Par 4
    • 第2打が右斜面のラフ。残り 135ヤード、前上がりの斜面からの 7I がまともに当たらず、目の前のフェアウェイバンカーへ(ここから一発脱出できずのトリプル)。手打ちになっていたと思う。しっかり上半身をターンさせて打ちたい。
  • 駿河 No.8 Par 3
    • 130ヤードを 8I で打つも大きく右にスライス。大きめのクラブということでコントロールしようとしたせいかもしれない。
    • サブグリーン横から 30ヤードの寄せ。AW でグリーンに落としても難しい状況でざっくり。そのあとの AW もショートして結局 4オン 1パットのダボ。最初の寄せは、9I で転がす方が可能性が高かったかもしれない。
  • 駿河 No.9 Par 4
    • 第2打残り 110ヤードの打ち上げ 9I で打つもダフる。手打ち。
    • 第3打残り 60ヤードの打ち上げ。ピンが手前ということで AW で打つも、左足上がりの傾斜から球が上に上がってしまい、手前のバンカーに捕まる(ここから脱出に 4打かかっての 9打)。上述したように 70ヤード打つマネジメントが必要だった。

逆によかったのはグリーン周りのアプローチ。AW や 9I を使い分けて、1m 前後、場合によっては 30-50cm の OK 圏内に寄せられた。中でも伊豆 No.6 Par 4。60ヤードからの AW がフライヤー気味にグリーンを大きくオーバー。ピンは 2段グリーンの下段。グリーン奥 20ヤードの打ちにくいライからの 9I は、うまくグリーンエッジに落とせて、グリーン上段からよい具合に下段に転がって、ピン横 1m につけることができた。

ショットは本当に不調だったが、あえてよかったとしてよいのはウッドだろうか。伊豆 No.9 Par 5 で右ラフからの第2打を 5W で、残り 95ヤードに運んだこと。駿河 No.3 Par 5 でクリーク超えした 5W。駿河 No.6 Par 3、195ヤードを狙った 3W でグリーン手前 5ヤードの花道に打てたこと。いずれも腰の回転を使って、手打ちにならずにスイングすることができた。

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