Muranaga's View

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パッティング練習に変化をつける

週に 1-2回、自宅でマットを広げて、パッティングの練習をしている。「20球連続して入らなければ終われない」みたいなプレッシャーはかけずに、ゆるゆるとやっている。使っているマットは、藤田寛之プロが開発に参画した「FUJITA マット」である。

FUJITA マットには 1.5m のショートパット専用のものと、2.3m のものがある:

1.5m のマットは、カップの直径が 63mm(ボール 1個半)と非常に小さくなっている(グリーンのカップの直径は 108mm、ゴルフボールの直径は 43mm)。そこに 20mm 幅で中央に白いラインが引かれている。この白いライン通りに、スクエアに構えて 1.5m のパッティングを繰り返し練習することで、この距離に自信をつけるのが狙いである。何球連続で入れられるか?僕らのレベルであれば、1m でも結構きつい練習になる。白いラインから外して、左・右から斜めにカップを狙う練習も取り混ぜている。

一方、2.3m のマットには以下の特徴がある:

  • カップの直径はボール 2個分にあたる 86mm で、グリーンのカップよりやや小さめ。
  • カップの位置を前後左右に変化させられる。
  • フック、スライスの傾斜が 2段階(1.5度、3度)でつけられる。
  • 人工芝ではない素材を使っており、マットの巻き癖・折れ癖フリーとなっている。
  • スパットが印刷されており、真っ直ぐ、あるいは斜めにスパットを通す練習ができる。

FUJITA マット 2.3 は 1.5 に比べると、練習にさまざまなバリエーションがつけられる。カップの真ん中から入れる、右側・左側から入れる。真っ直ぐ狙う・斜めに狙う。距離を変える(1m / 1.5m / 2m)。フックライン・スライスライン。緩い傾斜の場合はカップ内で狙うし、きつい傾斜はカップを外して狙う。1.5 はショートパット専用で、真っ直ぐ打つ練習のみ。こういう練習が必要なのはわかるが、正直神経を使うので疲れるのも事実である。2.3 と 1.5 を日によって使い分けることで、飽きずに練習が継続できる。

2.3 のマットは、ショートチップの練習にも使っている。ウェッジや 9I を使って、マットの外からボールをマット上の狙ったところへ落として(50cm から 1m キャリーさせる)、カップインさせる練習である。ダフったりトップしたりせずに、狙ったところへキャリーさせる。これが難しい。9I での転がしの方が、ウェッジでキャリーさせるよりも易しいことを実感する。

この辺りの練習法については、尾林弘太郎プロの『ロジカルゴルフ ショートゲームの思考術』を参考にしている。スリッパを履いて、屋外と同じような感覚を作るというのも、この本から学んだ:

米国 PGA ツアープロのパッティングコーチを訪問し、その手法や考え方を紹介した『ロジカル・パッティング』という本がある。統計的なデータをもとに、科学的なアプローチで、パッティングのメカニカルな側面を明らかにした本だが、特に重要視しているのが目線の位置である。

  • ボールを左目の真下に置くこと
  • 左右の目を結んだ目線が、ボールを打ち出す直線と一致していること

アドレス時に正しい目線になっているかをチェックするために使っているのが、これもまた藤田寛之プロ開発の「藤田パッティングアイズ」である。

オレンジのラインが真ん中に来るように目線を修正する。以前は目線が手間にありがちだったが、最近は奥に行っていた(かぶり過ぎていた)。たまに使う程度だったが、毎回アドレスをチェックしてからパッティング練習をした方がよいかもしれない。

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