Muranaga's View

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新しい花粉症の薬を試すか、ビタミン D を摂取するか

1月末、そろそろ花粉が飛び始めているのを、わが花粉センサーである目が感じ取っている。20代半ばの頃からだから、もう 30年以上、花粉症に悩まされ、毎年この時期は抗ヒスタミン剤のお世話になっている。20年近く、あまり深く考えずに、鼻水を止めてくれるエバステルを処方してもらっていたのだが、実はこの薬は 1995年発売のもの。最近はもっといい薬が出ているのではないか?と考え、今年は新しい薬にトライしてみることにした。

選ぶ条件は、1日1回、1錠でよいこと。できるだけ眠くならないこと。医師と相談して、2017年に出たルパフィンを選んでみた。はてさてどういう結果になることやら。本来ならば、花粉が飛ぶ前からこの薬を飲むべきなのだが、今年はちょっと違う実験をしてみている。

『花粉症は1週間で治る! 』という扇動的なタイトルの本があり、花粉症に反応しない体に変える食事療法(オーソモレキュラー)で、医者である著者自身が完治したという。ちょっと怪しげで、半信半疑、というかほとんど信じていないのだが、要するにビタミン D で花粉症が治るという。1日 2,000 IU を目安に摂取すると、早い人なら 1日で効果を感じられるらしい。

実は2年ほど前、認知症予防に効くとかで、ビタミン D のサプリメントを買ったことがあるのだが、結局飲まずにそのままになっていた。それを数日前から飲んでみている。対照実験の都合上、しばらく花粉症の薬は飲まずに、ビタミン D の摂取のみを続けてみるつもりだ。もしこれで効果があるようなら、花粉症の薬は飲まないで済むかもしれない。まぁ、その淡い期待はきっと脆くも打ち砕かれることだろう。

何だか怪しげなタイトルの本。

オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)に基づく療法で、食べるものを変えることで体質も変える、花粉症に反応しない体になれるという。
たんぱく質をとる(ただし乳製品は控える)
・質のよい脂質をとる
・糖質は控える
・ビタミン D を摂取する
・腸内環境を整える
・女性は鉄、男性は亜鉛をとる
・摂取量のポイントは、体にとって理想的な量であること

最後のポイントなど「何も言っていないに等しい」と突っ込みたくなるが、医者である著者自身が、このアプローチで完治したという。

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