上野の美術館を巡る予定だったのだが、何と車のバッテリーが上がってしまっていた。急きょ JAF を呼ぶ。幸い、1時間ほどで来てくれて、とりあえずエンジンがかかる状態になった。そうこうして出遅れてしまった間に、上野の駐車場は満車になってしまったようなので、予定を変更、日本橋の美術館を巡ることにした。
日本橋三越の駐車場も満車ではあったが、15分ほどで入ることができた。ここで 2,500円以上の食事をすると 3時間分、駐車料金が無料になる。2ケ月前に来たばかりなのに、またしても、ランドマークにて「大人のお子様ランチ」を頼んでしまう。
ランチの後に向かったのは、三井記念美術館の「日本の素朴絵」展。緩やかで大らかに描かれた素朴な絵・作品を集めている(出品目録:PDF)。府中市美術館で観た「へそまばり日本美術」展に、通じるものがある展覧会。無名の絵師、庶民による作品から、僧侶に代表される知識人、そして光琳、乾山、若冲といった著名な絵師による素朴絵、さらには円空や木喰による仏像が展示されている。
三井記念美術館を後にして、無料バス「メトロリンク」を利用して、日本橋高島屋で開催されている「山口蓬春展」に向かう。1年ほど前、葉山にある山口蓬春記念館を訪ねているが、そこに所蔵されている作品や二階堂美術館の作品を中心に、モダンな日本画の世界を堪能する。