Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

ここ数年の展覧会のエッセンスを紹介「美を結ぶ。美をひらく。」(サントリー美術館)

コロナ禍において、サントリー美術館は所蔵品を少しづつ公開している。「美を結ぶ。美をひらく。」展は、ここ数年のサントリー美術館で催された展覧会のエッセンスを紹介するものになっている。六つの物語と称して、古伊万里、鍋島、琉球の紅型(びんがた)、和ガラス、明治の浮世絵、エミール・ガレを展示している。すべての展示品が写真撮影可の展覧会である。

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藍色ちろりは和ガラス、色絵花鳥文六角壺は古伊万里の代表ということで、展覧会の一番最初に展示されている。

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藍色ちろり(18世紀)、色絵花鳥文六角壺(17世紀)

鍋島藩で作られた高級磁器、鍋島は、その意匠が魅力である。シンプルな青、現代でも通じるデザイン性…。

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重要文化財 染付松樹文三脚大皿、染付雲雷文大皿

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薩摩切子、琉球・紅型(びんがた)の型紙

明治の浮世絵というと、やはり小林清親の「光線画」ということになるだろう。

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小林清親隅田川夜》、《川口鍋釜製造図》

展覧会の最後は、エミール・ガレの作品が並べられている。

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さて、展覧会の後は、糖朝のお粥でヘルシーなランチだったはずだが、ちょっと我慢しきれず、とらやのあんみつを食べてしまった…。

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