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「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展に行き、久しぶりに西洋画を観る(三菱一号館美術館)

三菱一号館美術館にて開催されている「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展に出かける。コロナ禍の中、西洋美術の展覧会は、6月に行った「クールベと海」展以来だから、実に久しぶりである。

mimt.jp

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三菱一号館美術館

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イスラエル博物館が所蔵する印象派、およびその前後の時代の名品を集めた展覧会である。水、自然、都市を描いた風景画。一部の作品は写真撮影が可能になっている。

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モネ《睡蓮の池》(1907年)

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コロー《モルトフォンテーヌ、小さな柵へと続く道》(1850年代)

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クールベ《森の流れ》(1873年

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ピサロ《朝、陽光の効果、エラニー》(1899年)

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ピサロ《エラニーの日没》(1890年)

ピサロは一時期スーラの点描の技法の影響を受けた。この絵にもその新印象主義の追求が垣間見える。

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セザンヌ《陽光を浴びたエスタックの朝の眺め》(1882-1883年)

地中海に面したマルセイユ近郊の町、エスタックを訪れたセザンヌ。この絵では小高いところから見晴らす家並みを、幾何学的な立体に落とし込んで描いている。

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セザンヌ《湾曲した道にある樹》(1881-1882年)

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ゴッホ《麦畑トポピー》(1888年

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ゴッホプロヴァンスの収穫期》(1888年

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モネ《ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて》(1894年)

久しぶりの西洋画、それも印象派の絵を堪能した。心が洗われる。

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