Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

涼しい箱根で久しぶりに「100切り」するも、反省点が多い(富士屋ホテル仙石GC)

お盆休みのゴルフは気心の知れた友人たちと、富士屋ホテル仙石ゴルフコース(コースレート:66.7、コースガイド)にて。熱中症を避けるために箱根でのゴルフを選んだ。去年の夏も 95 というスコアが出たところであり、久しぶりの「100切り」に向けて気合いが入る。

気温 25度未満、涼しくゴルフができたのはよいが、どうも雲がかかる場所にあるらしく、小雨が降ったりやんだり。しかも時折、白いガスでコースが見えなくなる。箱根の山を下りると晴れて暑いくらいなのに、仙石原は別の天気だ。

前半 OUT は久しぶりに調子がよく、ドライバーやアプローチがうまく行って 46(16パット)。一方の後半 IN は打ち上げ、砲台グリーンに苦労して 51(17パット)。計 97(33パット)で、当初の目論見通り 100 を切ったものの、もう少し頑張れたかな、と反省しきり。僕としては後半も 40台で、95 は切りたかったところである。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPenaltySituation
2014.8.16富士屋ホテル仙石GC Aグリーン (66.7)62007297+2541563320小雨、霧、弱風

ホール・バイ・ホールの詳細メモは後述するとして、反省点をまとめると以下のようになる:

  • ドライバーをフェアウェイに置くことが重要。今回、わりとよくミートしてティーを折ることもなかったが、いい当たりをしてもそれがフェアウェイに行くか、ラフにあるかで雲泥の差がある。
  • ラフに入ったら無理してグリーンは狙わない。確実にフェアウェイ、花道を狙って、アプローチで寄せることを考える。その方が確率が高い。
  • パットが大事。せっかく寄せワンのチャンスに持って行けたとしても、そこから 2パット以上してしまってはもったいない。もっと家で練習すること。
  • クラブ選択と方向取りが大事。ライ見て、風見て、距離を見て…。傾斜の考慮を忘れたり、番手を上げ方が足りなかったり。80% の「再現性の高いスイング」での飛距離を考えたクラブ選択をする。
  • 心配事は全部つぶしてから打つ。いったん決めたら、あとはスイングに集中。自分にとって自然なスイング(再現性の高いスイング)をめざす。力む必要はない。
  • 林、そしてバンカーに入ったら、気持ちをリセット。一発脱出に集中する。最も確率の高いやり方を選択する。
  • 同じホールで 2回ミスはしない。

そしてこの反省に基づいて好スコアをめざすのならば、以下の練習が必須である:

  1. ドライバーとアイアンの正確性。
  2. 80-100ヤードでの「再現性の高いスイング」で、確実にオンさせるウェッジ。
  3. 30ヤード以内から必ずグリーンに乗せるアプローチ。さまざまなライ、状況からを AW だけでなく 9I での転がしなども含め、天然芝で練習しておきたい。
  4. パッティング。ショートパットについてはきちんと方向を出せること。左を強く握り、右を添えるパッティングの練習。

昼食はホテル名物のビーフカレーをライス大盛りで。そんなに辛くない、まろやかな味だがコクがある。おみやげ用パックを買って帰ることにする。

以下は全ホールについてのメモ。10数回のミスショットを半減すれば、90台前半になるはず。あくまで計算上の話である。それにしても「90切り」は遠いなぁ。

  • No.1: 424Y Par 4
    • 朝一のドライバーがフェアウェイに。残り 190Y 近い。朝一番なので 7W で軽く。残り 50Y を AW で乗せてボギー。
  • No.2: 434Y Par 5、左ドッグレッグ、200Y 飛ぶクラブは使用禁止
    • 5W でのティーショットはダフって、ドッグレッグの曲がり角まで届かず。第2打の 5W もダフる。力んでいる?第3打は 7W に持ちかえグリーン近くまで運び、AW で寄せワンのパー。
  • No.3: 160Y Par 3
    • 左から池がせり出しているので、右狙い。9W でホールまで 25歩の場所に乗せ、パー。
  • 最初の 3ホールは +1 と、出来過ぎの滑り出し。
  • No.4: 347Y Par 4
    • ドライバーは右に。次の 7W も右に出てバンカーに捕まる。練習中のフェースターンができていない可能性がある。
    • 雨で湿ったバンカーは固く、SW で出すだけ。ラフから PW で乗せて 2パットのダボ。
  • No.5: 357Y Par 4
    • ドライバーはいい当たりでフェアウェイへ。残り 150Y を 6I で狙うも右のバンカーに捕まる。前ホールで砂が固かったので、SW ではなく AW で脱出。ホールまで 11歩のところに寄せて 2パットのボギー。
  • No.6: 383Y Par 4
    • ドライバーショットは右からせり出している林に(前回と同様)。ここから PW で林越えを狙うが、越えられず、ボールは木に当たって真下に落ちてくる。7I で低く転がし、前方のフェアウェイに脱出。残り 100Y を PW で乗せて 2パットのダボ。
    • やはり林に捕まると大叩きにつながる。とにかく安全に一発脱出すること!
  • OUT 中盤 3ホールは +5。バンカーや林に捕まったわりには大けがにならなかったことをよしとしよう。
  • No.7: 471Y Par 5、緩やかな右ドッグレッグ
    • ドライバーは右のフェアウェイバンカーに捕まる。9I がバンカーの土手に捕まり戻ってくる。次の PW でうまく脱出。9I をトップ目に打とうとしたのが失敗だった。
    • 7W でグリーン近くまで持ってこられたのはいいが、AW を失敗してオーバー。PT で乗せて、さらに 2パットの 8打。トリプルボギー。
    • フェアウェイバンカーの失敗に続き、グリーン周りのアプローチ失敗が大叩きにつながった。
  • No.8: 379Y Par 4、打ち上げで距離があるホール
    • ドライバー、7W、AW、PT でダボオン。残り 3m ほどを 1パットでのボギー。
  • No.9: 105Y Par 3、かなり打ち上げるショートホール
    • 一番手大きい 9I が狙いより右目に出たが、幸い 1オンを果たし、パー。
  • OUT 46(16パット)は上出来。バンカーを一発脱出できずの失敗が 2回、アプローチミス 1回で 3打ほど縮められたはずだが、全体にアプローチショットがよく、100ヤード以内のショットがハーフで 25打(目標 27打以下)がスコアメイクに貢献した。
  • No.10: 363Y Par 4
    • ティーイングショットは白い霧に包まれ、目標とするものが何もない状況。ドライバーは右にスライス、林の木の根元にあった。ここから PW でフェアウェイに戻し、8I でグリーンを狙うも止まらずオーバー。AW で乗せてのダボ。
    • 第3打は一番手下げて 9I で打つべきであった。
  • No.11: 464Y Par 5、緩やかな左ドッグレッグ
    • 珍しくドライバーが左へ。フェースターンを意識し過ぎたのか、きちんと当たらずフックしていった。木がスタイミーなので 9I でフェアウェイに戻すつもりがラフへ。ここから 5I は右の林近くのラフへ。
    • グリーンが直接狙えないので 8I でスライスを打つつもりが、きちんと当たらず。これがナイスミスとなってフェアウェイ、ピンまで残り 70Y へ。AW がしっかりピン 1.5m に寄り、1パットのボギーに収まる。
    • 夏のきついラフの芝に翻弄されて、ドタバタのホールだったが、8I での「ナイスミス」は、難しいことではなく自分ができることを確実に選択すべきということを改めて学ぶ機会になった。無理してグリーンにオンするよりも、AW からの寄せワンという可能性の方が高い。
  • No.12: 154Y Par 3
    • ティーショットの位置から、140-145Y くらい。フォローと感じたので番手を下げて 7I で打つがショート。クラブ選択ミス。AW で 3m 下りのラインへ。2パットのボギー。
  • 後半最初の 3ホールは何とか +4。
  • No.13: 445Y Par 4、距離のあるミドルホール
    • ロングホールと思って最初から 3オン狙い。ドライバーが右のラフに捕まり、7I で確実に脱出。残り 110Y という地点からの 9I がショート。打ち上げを見て 8I で打つべきであった。
    • グリーン周りのラフが強いので、SW を選択したが、これがトップしてグリーンをオーバー。下り傾斜の寄せとなるが、AW がまたもオーバー。グリーンの手前から奥へ行ったり来たり。PT で 16歩ほどの距離を寄せて、1パット。7打のトリプル。
  • No.14: 492Y Par 5
    • ドライバーは左カート道の斜面のラフへ。6I でフェアウェイに出す。残り 150Y の砲台グリーンを 5I で狙う。距離は合っていたが、残念ながら球がわずかに右へ。グリーンエッジから、砲台グリーンの下へ転がってしまう。
    • 高さ 2-3m はありそう。ウェッジで上げるか迷ったが、9I で斜面の途中にバウンドさせる方法を選択。ところがこれが強く直接グリーン面へ行き、そのままオーバー。ここからまた 9I で転がして乗せる。2パットのダボ。
    • 砲台グリーンに苦しめられた。まずグリーンを狙うショットは、右目に出ることを予想して、もっと左を狙うべきであった。左にあるバンカーを怖がって、花道方向を狙っていたのだが、距離を合わせたのだから、自信をもってグリーン真ん中を狙うべきであった。
    • グリーン面の見えない寄せ。確実に AW でボールを上げて乗せるべきだった。
  • No.15: 366Y Par 4、池越えの左ドッグレッグ
    • ドライバーは真っ直ぐ。160Y 打ち上げでグリーンを狙う。9W は左に飛んでグリーンに届かず。上り傾斜からの AW はシャンク気味のミスショットで右。かろうじてグリーン近くに止まったので、9I で転がせて乗せて 2パットのダボ。
    • 9W のミスは仕方がないが、その後の AW ミスが痛い。
  • 中盤の 3ホールは何とトリ、ダボ、ダボの +7。パーどころかボギーも取れず苦しい(前回、+2 で切り抜けたのが嘘のよう)。後半はオールボギー +3 で何とか 50以下に収めたいもの。
  • No.16: 317Y Par 4
    • ドライバーが今日一番の当たり。残り 80Y。
    • ピンは右、中ほどに切ってある。グリーン手前には大きなバンカー。グリーンは手前まで 70Y、奥まで 90Y。AW で 80% ほどの感覚できっちり 80Y を打つことができた。ピン右横 2m 弱へ。
    • バーディパットは残念ながら少し右に外れて、タップインのパー。あぁ、もっとパットを練習しなければ!と思う。
  • No.17: 386Y Par 4
    • ドライバーは飛んだが、わずかに右のラフに捕まる。残り 170Y の打ち上げ。どうしてもボギーが欲しい。というので 5W を選択するが、やはりラフに負けて、ボールは左へ。
    • かなり打ち上げていく砲台グリーン。AW で 40Y の距離だが、かなり左へオーバーするミスショット。左足上がり、かつつま先上がり。左に行き易いライだということを忘れていた。
    • AW がうまく行き、3m の距離に寄せる。思ったより傾斜がきつく、ボギーパットは左に曲がり、1m 弱の上りのパットが残る。「お先に」パットを何と外してしまい 3パットのトリプルボギー。
    • 右ラフからのクラブ選択ミス、アプローチミス、パットミスでのトリ。ラフからは PW で 80Y 残しという選択肢もあり得た。こちらの方が確率が高かったはず。また傾斜を考慮した方向取りを忘れるというのも基本的なミスである。
  • No.18: 153Y Par 3
    • IN の最後もかなり打ち上げていくショートホールで、グリーン面は全く見えない。前回ここで 1番手上げての 9W でピン奥 7-8m にオンしたのを覚えている。今回はピンの位置が左。ピンの右に口を開けているバンカーが気になる。9W は左に出てグリーンを外す。
    • かなり急な傾斜の途中にボールが止まっている。以前習ったように、左足を前に、アウトからクラブを振って止めるだけのスイングにトライ。これが偶然うまく行って、ボールはグリーンに乗る。残り 1.5m 弱のパーパットを決められずボギー。
  • IN は結局 51(17パット)でトータル 97(33パット)。打ち上げの砲台グリーンに苦しんだ感がある。クラブ選択ミスが 3 回、傾斜やラフからのアプローチミスが 5 回。グリーン周りでの行ったり来たりのミスや、1m 以内のショートパットミスが痛い。

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