Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

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竹内栖鳳を巡る小さな旅:大倉集古館から山種美術館へ

雨の土曜日。NHK「日曜美術館アートシーン」で紹介されていた大倉集古館の「近代日本画の華」展に行く。東京ミッドタウンでランチ。その後、思い立って山種美術館「竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」展まで足を伸ばす。雨の中の都心ドライブは、図らず…

ついにここまで…。テレビの影響は大きい

元来、サプリメントの類いとは無縁の生活を送っている。その自分がまさか、というか、ついに、というか、とうとうプロテインにまで手を出してしまった。我ながら想定外のできごとである。いったい僕は何をめざしているんだろう? 明治 ザバスミルク脂肪0 コ…

みなとみらいから馬車道へ:川瀬巴水と土屋光逸の美しい風景画を堪能する(神奈川県立歴史博物館)

馬車道にある神奈川県立歴史博物館に行く。曇っていて少し涼しいくらいなので、みなとみらいから、散歩を兼ねて、馬車道まで歩く。海の中に塔が立ち始めていて「何だろう?」と思ったのだが、あとから来年開業予定のロープウェイの工事であることを、友人に…

新しく建築された SOMPO美術館、その「開館記念展」に行く

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展でゴッホの《ひまわり》を見たせいでもあるだろう、新しく建築された SOMPO美術館に行って、その所蔵する《ひまわり》と比較してみたくなった。久しぶりに新宿の高層ビル街に出かける。 SOMPO美術館は、損保ジャパン本社…

イギリスの珠玉の美を堪能する「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(国立西洋美術館)

心待ちにしていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を観るために、国立西洋美術館に出かける。ロンドン・ナショナル・ギャラリー 200年の歴史の中で初めて、館外での大規模な所蔵作品展であり、珠玉の作品 61点すべてが日本初公開である。 「ロンドン…

「東京藝術大学 スーパークローン文化財展」:高精度な複製技術により時空を超える(そごう美術館)

伝統的な熟練の模写・模造技術と、最新のデジタル技術・2D/3D 印刷技術を融合させることにより、高精度な複製を作り上げる「クローン文化財」技術が、東京藝術大学で開発された。素材・質感・技法・文化的背景・精神性…。さまざまな観点から文化財の精巧な複…

人間ドック:加齢とともに数値は悪くなっている

7月14日に受診した人間ドックの結果が、3週間経って、自宅に郵送されてきた。受診当日は医師との面談がなかったので、書面だけでの通達となる。加齢とともに年々数値は悪くなり、要経過観察の項目が増えている。さらに今年は3ヶ月後に再検査を勧められる項目…

リニューアルしたサントリー美術館:「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展

国立新美術館の「古典 x 現代 2020」展を観た後は、ミッドタウンでランチ。そしてリニューアル・オープンしたサントリー美術館に行き、 「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展を観る。題名の通り、生活の中の美を扱った展覧会であり、サントリー美術館所蔵の古…

横浜の夜景、再び

新型コロナウィルスの影響で、春休みのレストランの予約が取り易い。先週末の夜景&ディナーに味を占めて、今週もみなとみらいに出かけた。今回は家族の誕生日、卒業&就職、転職祝いをすべてまとめて、インターコンチネンタル・ホテルのなだ万にて。muranag…

ランドマークタワーから望む横浜の夜景

新型コロナウィルスの影響で、普段の春休みなら予約をとるのが難しいレストランが、当日でも予約できてしまう。思い切って横浜ランドマークタワーの 68階にある横浜ロイヤルパークホテルのレストランに出かけた。これが大正解。夕暮れから夜に変わる高層から…

絵画のような日常のスナップ:「永遠のソール・ライター」(Bunkamura ザ・ミュージアム)

ニューヨークの街角の何気ない日常。それを見たことのない構図で切り取ったスナップ。ソール・ライターの写真にはどこか惹きつけられる。日常を描いた絵画のような写真だからかもしれない。浮世絵を連想させる大胆な構図だからかもしれない。Bunkamura では…

「ダ・ヴィンチ没後500年 夢の実現」展に行く(代官山ヒルサイドフォーラム)

雪交じりの雨の寒い土曜日。代官山に「ダ・ヴィンチ没後500年 夢の実現」展を観に行く。500年前に亡くなったレオナルド・ダ・ヴィンチは万能の天才。画家として現存する作品は16点、完全な姿で残っているのは4点しかないと言う。レオナルド・ダ・ヴィンチ研…

優しくて癒される「印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション展」(三菱一号館美術館)

皇居・乾通りの紅葉、大嘗宮、竹工芸名品展と巡って、お腹が空いたので、地下鉄で丸の内・ブリックスクエアまで戻ってランチ。昨日(11月29日)開店したばかりというお店で、刺身・焼き魚・肉などのおかず 2品を選べる定食ランチ。刺身もさまざまな魚の組み…

オランジュリー美術館:珠玉のギヨーム・コレクション「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展(横浜美術館)

会社休日は雨。運転免許証の更新処理を終え、一度行ってみたかった「果実園リーベル」 横浜ランドマークプラザ店にてランチ。たくさんフルーツが添えられたプレートと、ミックスジュースを楽しむ。果実園リーベルにてランチのあとは横浜美術館の「オランジュ…

美しい小品に出合える「リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」(BUNKAMURA ザ・ミュージアム)

小学生だったか中学生だったか、同級生と一緒に帝国書院の地図帳を広げて「世界一小さな国はどこだろう?」と探していた。その時に必ず名前が出るのが、リヒテンシュタイン公国だった。スイスとオーストリアの国境にある、南北に 25km、東西に 6km、面積にし…

ミュシャの後世への影響を伝える「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ --- 線の魔術」展

渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ --- 線の魔術」展に出かける。 www.bunkamura.co.jp2017年に開催された「ミュシャ展」は、ベルエポックを代表するアルフォンス・ミュシャが、パリからチェコに帰…

日本橋の展覧会を巡る:「日本の素朴絵」展(三井記念美術館)と「山口蓬春展」(日本橋高島屋)

上野の美術館を巡る予定だったのだが、何と車のバッテリーが上がってしまっていた。急きょ JAF を呼ぶ。幸い、1時間ほどで来てくれて、とりあえずエンジンがかかる状態になった。そうこうして出遅れてしまった間に、上野の駐車場は満車になってしまったよう…

「原三溪の美術 伝説の大コレクション」展を見る(横浜美術館)

横浜美術館で開催の「原三溪の美術 伝説の大コレクション」展を見る。本牧にある三溪園が好きでよく訪れているが、三渓園を開いたのが生糸貿易で財をなした実業家・原三溪(1868 - 1939)である。古美術の収集家、下村観山をはじめとする日本画家の支援者と…

庭園美術館にて、美しいキスリングの絵を楽しむ

実は東京都庭園美術館に行ったことがなかった。わりと現代美術系が多くて自分の興味を引く展覧会が少なかったからかもしれない。今回はエコール・ド・パリ(「パリ派」)の「キスリング展」ということで、初めて庭園美術館に出かけることとなった。本館新館w…

三井記念美術館「円覚寺の至宝」展を観た後は、日本橋三越にて「大人ランチ」

雨の土曜日。あいにくの天候にもかかわらず、クリムト展は混雑しているようだったので、行き先を変え、三井記念美術館の「円覚寺の至宝」展に出かける。ウェブサイトに掲載されている、この展覧会の内容は以下の通り: 本展覧会は、大用(だいゆう)国師200…

「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」(東京国立博物館)は圧巻の展示、東京藝術大学美術館まで足を伸ばす

トーハクの特別展「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」。さすがに混んでいる。開館後 30分の10時過ぎに列に並び、実際に入場するまで40分かかった。空海はわずか2年間で密教を修めた。帰国後、823年、嵯峨天皇から東寺を賜り、そこを真言密教の道場とした。空海…

ミニチュアの世界観が楽しい「センス オブ スケール展」(横須賀美術館)

朝の連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングは、日用品の中に人物のミニチュアを置く映像が印象的だった。その田中達也さんの「見立て」の世界観が楽しめる「センス オブ スケール展」が、横須賀美術館で開催されている。ちょっとした日帰りドライブも兼…

「ラファエル前派の軌跡」を辿り(三菱一号館美術館)、その第二世代にあたるウィリアム・モリスの壁紙を鑑賞する(そごう美術館)

19世紀、ラファエロを模範とする英国ロイヤルアカデミーへのアンチテーゼとして生まれた「ラファエル前派」。ラファエロより前の初期イタリア・ルネサンスの画家に倣った細密な描写を特徴とする。その支持者であるラスキンの素描と、ラファエル前派の主要な…

繊細な色使いが美しく、心を奪われた「手塚雄二展」(横浜 髙島屋)

ふと目にとまった新聞広告。その絵に惹きつけられ、横浜髙島屋で開催されている「手塚雄二展」に出かけた。おそらく院展などで何度か拝見しているのだが、手塚雄二という名前をちゃんと覚えていなかった。明治神宮に奉納される前の屏風絵を限定公開する記念…

人生初のライブ大相撲観戦は、平成最後の天覧相撲

友人がチケットを手配してくれて、初場所中日八日目(取組結果)の大相撲を国技館で観戦した。実は人生初のライブ大相撲観戦である。そしてこれがたまたま天覧相撲の日と重なった。おそらく平成最後の天覧相撲になるのだろう。国技館は会社の株主総会で行っ…

2019年最初の美術館巡りは、Bunkamura ザ・ミュージアム から 山種美術館 へ

元旦は例年通り、等々力不動に初詣をした後に、両親を訪ねる。2日と 3日は、箱根駅伝を見たり、殊勝にもゴルフの練習をしたり。そして 2019年最初の美術館巡りは、渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムから始まる。「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック…

六本木ヒルズの屋上・スカイデッキを初体験

六本木ヒルズの森美術館に、池田学の作品を観に行ったついでに、藤子不二雄(A)展をぶらぶらと眺め、52階からの眺望を楽しむ。ここからは母校が間近に見られる。芝公園近くにある今のオフィスは、残念ながら東京タワーの陰に隠れてしまう。国立新美術館、六…

六本木で展覧会巡り:「ピエール・ボナール展」(国立新美術館)、「扇の国、日本」展(サントリー美術館)

師走初日の土曜日。何となく都内に向かう首都高速は空いている気がする。今日は東京ミッドタウンに車をとめて、展覧会を巡る。国立新美術館まずは先週に引き続き、国立新美術館へ。先週「東山魁夷展」を訪れた時には時間がなくて行けなかった「ピエール・ボ…

無名の絵師、小原古邨の花鳥木版画の世界(茅ヶ崎市美術館)

三連休最後の朝は、サザンオールスターズを聴きながら、愛車で茅ヶ崎をめざす。前日のNHK「日曜美術館」で、日本では無名の絵師、小原古邨(おはら こそん)が紹介されたが、その展覧会「小原古邨展 花と鳥のエデン」が茅ヶ崎市美術館で開催されているのであ…

名宝の数々が一堂に集められた迫力の「京都・醍醐寺」展(サントリー美術館)

10月の3連休初日。いつものように美術館をはしごする。まず朝一番に、サントリー美術館で開催されている「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」展を訪れる。まず僕が心を惹かれたのは、醍醐寺開創時に造られた「如意輪観音坐像」(重要文化財)である。立てた右膝…