Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

「音楽のある展覧会」を見学するついでに、新装したホテルオークラ東京を探検

「ゴッホ展」、「風景の科学展」、「ハプスブルク展」と巡った上野をあとにして、ホテルオークラ東京に向かった。別館で開かれている「音楽のある展覧会」を訪れる。「ハプスブルク展」同様、日本とオーストリア国交樹立 150 年を記念して、ウィーン楽友協会…

予習してから観に行けばよかった「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」(国立西洋美術館)

秋の上野の美術館・博物館巡りの最後を飾るのは、国立西洋美術館の「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」である。「ゴッホ展」と「風景の科学展」を観た後、早めにランチを済ませ、正午前に西洋美術館に行ったのだが、チケット販売の列に …

風景写真を見て科学者は何を思うのか:「風景の科学展 芸術と科学の融合」(国立科学博物館)

絵の力に釘付けになった「ゴッホ展」を後にして、国立科学博物館に向かう。企画展の一つ、「風景の科学展 芸術と科学の融合」を観るためだ。グラフィック・デザイナーの佐藤卓が企画したユニークな写真展だ。www.kahaku.go.jp写真家・上田義彦が撮影した風景…

力強い絵に持っていかれてしまう「ゴッホ展」(上野の森美術館)

東京国立博物館の特別展「正倉院の世界」、東京都美術館の「コートールド美術館展」と、秋の上野の美術館・博物館巡りを続けている。今日は上野の森美術館、開館前の「ゴッホ展」の行列に並ぶところから始まる。開館 15分前にはかなり長い列ができていて「何…

Kindle 登場から7年、記念セールで買ってしまった本たち

Kindle が日本で発売されてから7年ということで、記念セールが行われている。新星出版社から出ている図鑑の価格が 98円 - 198円ということで、つい、次のような本を買ってしまった。世界自然遺産でたどる 美しい地球出版社/メーカー: 新星出版社発売日: 201…

「コートールド美術館展 魅惑の印象派」(東京都美術館)

トーハクで特別展「正倉院の世界」を観た後は、早めのランチを済ませ、東京都美術館の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」へ向かう。多くの印象派・ポスト印象派の傑作が観られる展覧会なので、しばらく並ぶのを覚悟していたのだが、意外や意外、待ち行列…

特別展「正倉院の世界 皇室がまもり伝えた美」(東京国立博物館)

久しぶりに好天の週末、上野に出かける。まずは開館直後の東京国立博物館(トーハク)、特別展「正倉院の世界 皇室がまもり伝えた美」へ。9:30 に当日券を買い、40分ほど並んで入場する。毎年奈良博で開催される「正倉院展」ではなく、天皇陛下の御即位を記…

新型レヴォーグ・プロトタイプが遂に発表!

2019年10月23日14時、遂に、レヴォーグ・プロトタイプが発表された。www.subaru.jpLEVORG PROTOTYPE in TOKYO MOTOR SHOW 2019 full ver.SGP(Subaru Global Plartform)に初めてターボエンジンが搭載される。新開発の 1.8L 直噴ターボである。アイサイトも …

台風直撃の週末、歴史的な試合、そして「塩田千春展:魂がふるえる」

台風19号が直撃した週末。土曜日の夜は、鶴見川の水位をずっと見ながら、台風の通過を待った。台風が来るたびに、鶴見川の治水事業、すなわち日産スタジアムの下にある多目的遊水地の存在に、感謝するほかはない。今回も見事それが機能し、翌日曜日の夜には…

安宅和人「知性の核心は知覚にある」:ファーストハンド、ハンズオンの経験を重視する

安宅和人さんがベストセラー『イシューからはじめよ』で次のようなことを述べていた。 一次情報を死守せよ。それを自分なりに感じよ。 現場でどこまで深みのある情報をつかめるかは、その人の判断尺度・メタレベルのフレームワークの構築力が問われる。ここ…

乗り始めて4年半、レヴォーグに大きな問題なし

スバルのレヴォーグに乗り始めて4年半、走行距離も 29,000km を超えた。お盆休みにまたしても室内灯を点けっぱなしにして、バッテリーを上げてしまい、JAF を呼んでジャンプスタートさせた。その時はディーラーもお盆休みでバッテリー容量を確認できなかった…

安宅和人『イシューからはじめよ』:重要な課題から取り組み、根性論に逃げないことを説く

「適切な課題を見つけるのが、プロフェッショナル」という話を聞いて、思わず「そうだよなぁ」とうなずく。目の前に問題が生じると、すぐに解決し始めようとする僕自身を改めて反省する。そこで改めて読み直した本がある。安宅和人『イシューからはじめよ』…

ショック!10年以上愛用してきた LAMY 2000 がぽっきり折れてしまった

10年以上愛用してきた4色ボールペン、LAMY 2000 がぽっきり折れてしまった。いつものように書き始めようと手に取ったら、折れていた。ちょうどネジのところである。特に締め過ぎたつもりもなかったのだが、何度もリフィルを交換しているうちに、寿命が来てし…

日本画コンテスト「Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 未来をになう日本画新世代」展

「みんなのミュシャ」展から少し足を伸ばして、山種美術館の「Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 ―未来をになう日本画新世代―」展に行く。「青い日記帳」で紹介されているように、45歳以下の若手の日本画家たちのガチンコのコンテストである。www.yamatan…

ミュシャの後世への影響を伝える「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ --- 線の魔術」展

渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ --- 線の魔術」展に出かける。 www.bunkamura.co.jp2017年に開催された「ミュシャ展」は、ベルエポックを代表するアルフォンス・ミュシャが、パリからチェコに帰…

上野の美術館巡り(2):「円山応挙から近代京都画壇へ」展(東京藝術大学大学美術館)

上野の美術館巡りは、国立西洋美術館の「松方コレクション展」から東京藝術大学大学美術館で開催されている「円山応挙から近代京都画壇へ」展へ。18世紀の京都で、円山応挙は「写生画」で一世を風靡し、円山派を確立した。中国の絵画や狩野派が主流の時代に…

上野の美術館巡り(1):国立西洋美術館「松方コレクション展」

国立西洋美術館で開催されている「松方コレクション展」に出かける。「松方コレクション」は、1896年に弱冠30歳の若さで川崎造船所の初代社長に就任した松方幸次郎が、1910-20年代にヨーロッパ各地で蒐集した美術品である。浮世絵約8,000点のほか、西洋絵画…

そごう美術館「北斎展」にて、『冨嶽三十六景』『富嶽百景』全作品をみる

横浜のそごう美術館で「北斎展」が開催されている。葛飾北斎の展覧会と言えば、今年の初めに行われた「新・北斎展」が圧倒的であったが、今回は複製画による展覧会であり、『冨嶽三十六景』全作品(ベロ藍を使った主版「表富士」36作品+墨で摺られた追加版…

日本橋の展覧会を巡る:「日本の素朴絵」展(三井記念美術館)と「山口蓬春展」(日本橋高島屋)

上野の美術館を巡る予定だったのだが、何と車のバッテリーが上がってしまっていた。急きょ JAF を呼ぶ。幸い、1時間ほどで来てくれて、とりあえずエンジンがかかる状態になった。そうこうして出遅れてしまった間に、上野の駐車場は満車になってしまったよう…

眼鏡のレンズを新調した

久しぶりに高価な買い物をした。眼鏡のレンズだ。7年前に作ったデスクワーク用の眼鏡の度が合わなくなり、スマホの画面もわざわざ眼鏡を外して見ることがほとんどになった。Excel の細かい文字も眼鏡越しでは読むことができない。そんなこともあって、改めて…

東北新幹線から東海道新幹線への乗り継ぎは面倒だ

夏のゴルフ旅、那須からの帰途、新横浜に用事ができたので、東北新幹線から在来線ではなく、東海道新幹線へ直接乗り換えようとしたのだが、これがなかなか面倒だった。改札内にある自動券売機で乗り継ぎの切符(新横浜までの乗車券と新幹線自由席券)を買お…

重いボルタンスキー、美しい速水御舟

国立新美術館で開催されている「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」展を見る。まだご存命だが、大規模な回顧展であり、展覧会場そのものが、インスタレーションという位置づけになっている。展覧会の入り口には DEPART、出口には ARRIVE と表示されて…

「原三溪の美術 伝説の大コレクション」展を見る(横浜美術館)

横浜美術館で開催の「原三溪の美術 伝説の大コレクション」展を見る。本牧にある三溪園が好きでよく訪れているが、三渓園を開いたのが生糸貿易で財をなした実業家・原三溪(1868 - 1939)である。古美術の収集家、下村観山をはじめとする日本画家の支援者と…

高さ 1.5m、東京都内で一番低いガード下トンネル、高輪橋架道橋を歩いてみた

天井が低すぎて、タクシーの社名表示灯(行灯)を壊すという逸話で知られるガード下トンネル、高輪橋架道橋を歩いてみた。たまたま外出先がその近くだったのだ。ここは東京都内で一番天井の低いガード下である。今までタクシーに乗って通過したことはあった…

目から鱗!『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』を読んで、絵画鑑賞の新たな視座を得る

絵画を理解するには、描かれた背景(美術史)、絵画の意味(モチーフやアトリビュートの意味)、造形(色・構図)について知る必要がある。秋田麻早子『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』は、造形について焦点を当てた本で、基本的なビジュアル・リテラシ…

庭園美術館にて、美しいキスリングの絵を楽しむ

実は東京都庭園美術館に行ったことがなかった。わりと現代美術系が多くて自分の興味を引く展覧会が少なかったからかもしれない。今回はエコール・ド・パリ(「パリ派」)の「キスリング展」ということで、初めて庭園美術館に出かけることとなった。本館新館w…

ギネス認定の懸垂型モノレールに乗って千葉市動物公園へ。動くハシビロコウを初めて見る

会社記念日のため半ドン。午後はフリーである。「東芝時代の同僚が動物園の園長に転身した!」というので、今勤めている会社の社長が千葉市動物公園の「視察」を提案、何人かの仲間と一緒に、久しぶりに動物園に行くこととなった。千葉市動物公園は、かつて…

エントランスが美しい根津美術館、「はじめての古美術鑑賞」展を観る

根津美術館の「はじめての古美術鑑賞」展を観る。今年で4回目の企画ということだが、僕が行くのは2回目になるだろうか。今回は水墨画を中心に、そこに描かれているテーマが何かを扱っている。日本古来の物語、中国故事の人物など、その絵を理解するために必…

出光美術館がジョー・プライス氏のコレクションを購入!

出光美術館がジョー・プライス氏の江戸絵画コレクションの一部を購入するというビッグ・ニュースが入ってきた!bijutsutecho.comr.nikkei.comwww.sankei.comジョー・プライスは、かつての日本では評価されていなかった伊藤若冲を発掘した人だ。建築家フラン…

東京都美術館「クリムト展 ウィーンと日本 1900」で、クリムトの美しい絵を堪能する

週末の金曜日。会社帰りに「クリムト展 ウィーンと日本 1900」(東京都美術館)に行く。平日にもかかわらず、チケットを買って入場するまで20分もかかるくらい並んでいた(チケット待ちで並んでいる間にオンライン・チケットを買えばよかった)。会場内も混…