Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

2024-01-01から1年間の記事一覧

祝・本屋大賞受賞!宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』

小説をあまり多くは読まないのだが、去年『成瀬は天下を取りにいく』がめっちゃ面白かったので、続編の『成瀬は信じた道をいく』を速攻で買い、一気読みした。テンポよく、ムダなく、キレのある文章の青春小説。個人的には最終話のオチが気持ちよかった。 1…

32年ぶりに旧友と会う

研究所時代を 10年近く一緒に過ごし、公私ともにお世話になった旧友と、何と 32年ぶりに再会した。実家の家業を継ぐために帰省されてから、年賀状のやりとりをするくらいで、一度も会っていなかった。 muranaga.hatenablog.com 2人とも技術者というよりは、…

「パーペチュアルカレンダー」の腕時計はパーペチュアルではなかった

長年愛用していた腕時計が止まった。電池切れが近くなると秒針が2秒づつ進むようになる。今回もその兆候を見せていたのだが、とうとう止まってしまった。 セイコー ドルチェ SACN007(キャリバー:8F32-0260) 2100年2月末まで日付修正が不要となる「パーペ…

マウリツィオ・ポリーニが亡くなった

マウリツィオ・ポリーニが亡くなった。完璧なテクニックを持つピアニスト。ショパンのエチュード(練習曲集)を何度聴いたことだろう。そしてベーム指揮の「皇帝」や、盟友アバド指揮によるバルトークのピアノ協奏曲も。あぁ、ストラヴィンスキーの《ペトル…

NHK BS テレビドラマ「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」が秀逸。辞書を引きながら楽しんでいる

辞書を作ることに心血を注ぐ人たちを描いた三浦しをんの『舟を編む』。単行本だけでなく文庫本も持っていて、繰り返し読んでいる(文庫本には主人公・馬締光也が香具矢に宛てた恋文全文が掲載されているのだ)。 映画もよい出来だったと思うが、2月から放送…

東芝の研究開発新棟「イノベーション・パレット」を見学する

東芝の研究開発新棟「イノベーション・パレット」を見学させてもらった。PR 動画制作チームに同伴させてもらって行ったので、素晴らしいオフィス環境だけでなく、ライブ実験場としての研究内容、そしてバックヤードの設備も案内していただいた。 www.toshiba…

特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」(山種美術館)

山種美術館で開催されている特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」に出かける。 奥村土牛《醍醐》昭和47年 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 木々が芽吹き、色とりどりの花が咲き誇る春。当館では、明…

Azure OpenAI Service:大規模言語モデルと連携するシステム構築を学ぶ

生成 AI は一般的な知識を学習した大規模言語モデル(LLM)で作られている。 それを実ビジネスに活用するには、企業内に固有な知識・文書を反映させる必要がある。それには事後学習(ファインチューニング)を行って、LLM 自体を強化するやり方もあるが、AI …

社内の知識レベルを合わせるべく、『生成 AI 導入の教科書』を読む

デジタルマーケティングのための Web サイト構築、映像制作を生業とする会社にいるので、生成 AI の活用は必須マターである。 muranaga.hatenablog.com 昨年(2023年)末、僕が目を通した以下の本を候補に、読書会・勉強会を企画した。 生成AI時代の「超」…

「マティス 自由なフォルム」展(国立新美術館)

国立新美術館で開催されている展覧会「マティス 自由なフォルム」に出かける。 フォービズムで有名な20世紀の巨匠マティスは、後半生をフランスのニースで過ごした。今回の展覧会には、ニース市美術館のマティスのコレクションが出品されている。 matisse202…

「印象派 モネからアメリカへ」展(東京都美術館)

東京都美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ」展は、マサチューセッツ州第2の都市ウスターにある美術館所蔵の展覧会である。 worcester2024.jp Web サイトから概要を引用する: 第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパや…

HARBS のさまざまなケーキを堪能した

サントリー美術館と出光美術館を巡る一日。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 昼食はいつものようにミッドタウンの HARBS のランチサービスを楽しむ。パスタとサラダに、ハーフサイズのケーキと飲み物がつくセットである。 HARBS のケーキの…

「生誕300年記念 池大雅ー陽光の山水」展(出光美術館)

サントリー美術館のあとは、いつものように HARBS でランチ。その後、出光美術館に向かう。出光美術館では「生誕300年記念 池大雅ー陽光の山水」展が開催されている。 展示概要を Webサイト・チラシから引用する: 伊藤若冲や円山応挙ら、日本美術を変革する…

「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」(サントリー美術館)

3連休の初日は、サントリー美術館と出光美術館を訪れる。 サントリー美術館で開催されているのは「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」である。 www.suntory.co.jp 展覧会のサイト・チラシから概要を引用する: 有楽斎(うらくさい)こと織田長益は…

観梅(2024)

今年は暖かく、梅が早く咲き始めているようだ。リモートワークの休憩がてら、近所の公園に出かけてみた。 なるほど。もちろん満開ではないし、しだれ梅は蕾の状態だが、「梅祭り」の時には、見ごろを過ぎているかもしれない。 muranaga.hatenablog.com muran…

Apple Music Classical 楽しい!

Apple Music Classical がリリースされて、1週間。 Apple Music ClassicalAppleミュージック無料apps.apple.com プレスリリースでは以下の機能が謳われている: 世界最大級のクラシック音楽のカタログを誇り、最新リリースから著名な名作まで、500万以上の楽…

川瀬巴水、吉田博、小原古邨…。好きな画家が勢揃いした「新版画の沁みる風景 ―川瀬巴水から笠松紫浪まで」展(川崎浮世絵ギャラリー)

会社帰りに寄り道して、川崎駅近くの川崎浮世絵ギャラリーで開催されている展覧会「新版画の沁みる風景 ―川瀬巴水から笠松紫浪まで」を観る。 大正から昭和にかけての「新版画」90点あまりが展示されている。大好きな川瀬巴水、吉田博の風景画や、小原古邨の…

西方寺の蝋梅が見ごろを迎えている

ゴルフ練習場のすぐ近くに、花の寺・西方寺があり、蝋梅が見ごろを迎えている。ゴルフスクールを終え、バンカー練習場が空くのを待つ 30分の間に行ってみた。 saihouji-yokohama.com 花手水も美しい。 西方寺の花たち muranaga.hatenablog.com muranaga.hate…

やっと長谷川等伯《松林図屏風》に会えた(東京国立博物館)

本阿弥光悦、中尊寺金色堂の特別展を見た後は、トーハクの常設展へ。 国宝室にて、ようやく長谷川等伯《松林図屏風》に会うことができた。2022年の「国宝 東京国立博物館のすべて」の時には、展示替えで見ることができなかったのだ。 長谷川等伯《松林図屏風…

すべてが国宝!美しい仏像に間近で会える 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(東京国立博物館)

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」を見た後、早めの昼食を取り、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」に向かう。11:30 過ぎ。2時間前より若干行列は短くなっており、10数分並んで展覧会場に入ることができた。当然、中はかなりの混雑である。 muranaga.hatenablog.c…

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」でその多才を知る(東京国立博物館)

冬の暖かい土曜日。ゴルフに行くか悩んだが、今回は展覧会巡りを優先した。東京国立博物館(トーハク)で、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」と、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」が開かれている。 koetsu2024.jp chusonji2024.jp こちらは本阿弥光悦(平成館)…

6回目のコロナワクチン接種、副反応は微熱と倦怠感、左腕の痛みで済んだ

コロナ罹患から 4ヶ月あまり。免疫もなくなったと思われるので、6回目のワクチン(ファイザー)を接種した。5回目から 1年以上が過ぎている。 今までの経験から、12-15時間後に悪寒・発熱が始まると予想。そこで休みを取って朝 9時に接種、その日は用事を済…

御年80歳!前橋汀子さんの美しいヴァイオリンを楽しむ(みなとみらいホール)

休みを取って、コロナ COVID-19 の6回目のワクチン接種の後、横浜みなとみらいホールへ前橋汀子さんのヴァイオリンを聴きに出かける。 muranaga.hatenablog.com 「前橋汀子の四季」と題されたコンサートは、前橋汀子さんと10人の弦楽アンサンブルによるもの…

10年ぶりに電動歯ブラシを買った

愛用する Braun の電動歯ブラシ Oral-B の電池がへたってきた。歯を磨いている最中に止まってしまうことが頻発する。思い返せば、2013年に電動歯ブラシを初めて買って、10年も使ってきたことになる。さすがに電池の寿命が来たのだろう。 これを機会に、新し…

帝国ホテル、浮世絵…。巨匠と日本のつながりを知る「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展(パナソニック汐留美術館)

国立西洋美術館でキュビスムを学び、19世紀のアカデミーの絵画を見た後は、パナソニック汐留美術館で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展に出かける。午後から行ったためだろうか、かなりの混雑で、会場に入るまでに 20組ほどの列…

キュビスムとは対照的!「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」展(国立西洋美術館)

「キュビスム展」を見た後は、西洋美術館の「Cafe すいれん」で中庭を眺めながら、「トリュフ香る茸のアーリオ・オーリオ」のランチ。藤田真央のエッセイ『指先から旅をする』をちょうど読んだばかりで、そのアーリオ・オーリオ好きがわかっていたので、つい…

「キュビスム展―美の革命」は、新たな学びの機会(国立西洋美術館)

閉幕まで 2週間。ようやく「キュビスム展—美の革命」に出かける。現代美術が苦手な僕にとって、その先駆けとなるキュビスムは「わざわざ見に行かなくてもいいかな」という位置づけの展覧会だったのだ。そもそもキュビズム(「ス」ではなく「ズ」)だと誤解し…

藤田真央による至福のブラームス: ピアノ協奏曲第2番を読響の客演で堪能した(サントリーホール)

チケットが取りにくくなり、「追っかけ」が難しくなってきた藤田真央のコンサート。読響(読売日本交響楽団)の会員である友人が、客演公演のチケットを取ってくれたおかげで、思いがけず半年ぶりに真央君の演奏を楽しむことができた。 muranaga.hatenablog.…

2024年初出社。増上寺と芝大神宮へお参りする

1月5日は在宅での仕事始めだったので、3連休明けの 9日が、2024年オフィスへの初出社日となる。オフィスに向かう途中で増上寺に寄る。 そして夕刻からは毎年恒例、芝大神宮での新春祈願である。

等々力不動と師岡熊野神社に初詣

毎年恒例、等々力不動と地元の師岡熊野神社に初詣。 等々力不動尊 今年は同じ日に行ってみて、地元の神社の方が、実はメジャーであって、人出が多いことがわかった。師岡熊野神社は、八咫烏がご神紋で「サッカー神社」として知られているのである。日本サッ…