Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

2009-01-01から1年間の記事一覧

ブログで振り返る 2009年

iPhone と twitter のおかげでブログ更新が少し失速気味であるが、トータル21万、今年だけで15万と大きくアクセスが伸びたこのブログは、この一年、ぼくにとって生活の重要な要素を占めるものであった。絶対数から言うとそう多い訳でもないアクセス数なのだ…

Kindle と Kindle for iPhone に英語学習者として期待する機能

通勤電車の中で iPhone ユーザを数多く見かけるようになったが、Kindle ユーザ(Kindler)はまだほとんどいない。ごくたまに Kindle で本を読んでいる人を見かけると、同志を発見したような気持ちになる。実はぼく自身は、Kindle を持ち歩いてはいない。外出…

英語でつぶやくインパクト

Twitter や Facebook のようなソーシャルメディアのビジネスへの影響を書いた本に "Socialnomics" がある。Twitter 上でこの本に言及したら、しかもたまたまその時は英語でつぶやいたのだが、何と著者の Erik Qualman 自身からメッセージをもらってしまい、…

ゴルフレッスン・メモ:アプローチ編「手首を返さない」「ダフらせないで打つ」

スイングショットの練習をしていて、ボールに当たらなくなったら、気分を変えてアプローチの練習をするとよい。スイングの仕組みの「縮小版」が、アプローチの中にあるからだ。たとえば手首を返してボールを上げる打ち方は、アプローチではやらない。あくま…

ゴルフレッスン・メモ:スイング編「アドレスで膝を曲げない」「背中にある回転軸を意識」「右肩が目標を向くまで振り切る」

「脚が左右に流れる(スエーする)」「膝が割れる(右膝が前に折れる)」癖がなかなか治らない。必要以上に膝を使い過ぎてしまう。そのため最終手段として、アドレスを修正することになった。膝をほとんど曲げないアドレスである。今までと比べると「棒立ち…

マクロ経済学入門

インフルエンザで部屋に籠って寝ている間に、一念発起。今まで拾い読みはしていたものの、通して読むことがなかった経済学の分厚い教科書に取り組んでみることにした。当初、薬でふらふらしていたこともあって、なかなかエンジンがかからなかったが、2日ほど…

Kindle をバージョンアップ:日本語 PDF を表示

Kindle (Global Wireless) のソフトウェアが Version 2.3 となり、 PDF 文書の表示 より長時間のバッテリー駆動 が可能となった。放っておいたら自動的に更新されるとのことだったが、なかなかそうならないので、結局、手動で更新した。 この PDF で日本語表…

A型インフルエンザに罹患

金曜日の夜遅く帰宅した後、悪寒を感じ発熱。翌21日土曜日の朝には 38度を超えた。A型インフルエンザと診断され、リレンザを処方される。自宅内で寝室に「隔離」される。以下は iPhone から twitter に上げた療養日記。 初日: 今朝38度の発熱。A型インフル…

わが家に Kindle がやって来た

1ヶ月ほど迷った末に、とうとう Kindle (Global Wireless) を買ってしまった。しかも革製のブックカバー付きである。11月2日に Amazon.com で注文、何とその2日後には米国から届いた。既にぼくの名前でセットアップされていた。 E ink 社の電子ペーパーの白…

カナル型イヤフォンでないとダメな体になってしまった

1年半もの間愛用してきた Etymotic Research のカナル型イヤフォン ER-6i が断線。iPhone / iPod 付属のイヤフォンを2日ほど使ってみたが、もうそこには戻れない体になっていることに気づいた。ER-6i は耳栓のように耳の中に押し込むため、当初は違和感があ…

山形浩生『訳者解説』

あまりにも個性的な著作家・翻訳者なので好みは分かれるかもしれないが、『クルーグマン教授の経済入門』の初版本を読んで以来、山形浩生のファンである。読み易い翻訳の文体、長い訳者あとがき。それはあとがきというよりは、解説というべきかもしれない。…

特定の曲だけを iTunes から iPhone と iPod へ同期・転送する

iTunes 9.0.1 で音楽(ミュージックライブラリ)をすべて iPhone や iPod と同期する設定にしている。あるアルバムのうち1曲だけノイズが入っていたのでその曲だけ CD からインポートし直した。ミュージックライブラリ上で、新しいデータに更新された(ノイ…

同じコースで1年前のリベンジを果たす

約1年前、正確には10ヶ月前にゴルフ人生2度目のラウンドで140台のスコアを出したCPGカントリークラブに再び挑戦。最近のスコアは、コースによって110台が出たり130台が出たりと安定しないが、ここのところの目標であるハーフ50台、トータルで120を切るこ…

ゴルフレッスン・メモ:スイング編「ボールを打ちにいかない」「内腿を意識して腰を切る」「ターゲットを意識する」

ぼくの弱点であったバックスイング時に上体が起きてしまう癖はだいぶなくなってきた。今は「トップからフィニッシュまで一気に振り抜くリズム」を課題に練習をしている。これは最終的にはヘッドスピードを向上させ、さらに遠くに飛ばすための練習と理解して…

ラウンドレッスンで習う実践的なテクニック

いつも習っているコーチに、1日ラウンドレッスンを受けた。コースと練習場ではどうも感覚が違う。ぼくの場合、力み過ぎてショットが当たらない。練習場で言われていることだが、ボールを打ちに行く気持ちが強過ぎるようだ。コーチに言われたのは「ハーフス…

ミラーリング可能なハードディスク

現在使っている USB 接続の拡張ハードディスクの調子がよくない。回転が止まったまま、アクセスに時間がかかる症状が頻繁に起こるようになった。完全に壊れてしまってデータを失うのは避けたいので、新しくハードディスクを買うことにした。最近では USB 接…

GE はどうやって自らを破壊しているのか --- 新興市場からのグローバル化(Harvard Business Review, October 2009)

"How GE Is Disrupting Itself"(「GE はどうやって自らを破壊しているのか」、In Brief、Harvard Business Review, October 2009)は、わが社のエグゼクティブの間で「課題図書」になっているらしい。ざっと目を通してみると以下のような記事であることがわ…

スマートフォンがスマートでなくなる日(The Economist, October 3rd, 2009)

最近の The Economist は仕事に関連のある興味深い記事が続いている。先週はスマートフォン、今週はスマートグリッド、そして来週はクラウド・コンピューティングである。まずはスマートフォンの記事、"The boom in smart-phones: Cleverly simple"(October…

初ラウンドから1年、3連続パーをゲット

台風一過、ゴルフ日和となった。千葉のミルフィーユゴルフクラブでコンペ。IN スタートで前半 61、後半 56 の 117 という結果となった。ハーフで60切り、トータルでも 120を切れたのが嬉しい。そして何よりも嬉しかったのが、後半で3連続パー、さらに続けて2…

一瞬の判断ミスが命運を分けた

毎日の歩数を少しでも伸ばそうと、オフィスまでは、最寄りの JR 浜松町駅ではなく都営地下鉄の三田駅から歩くのが日課となっている。強い台風18号が近づく中、早目に家を出る。横なぐりの雨を避けるため、今日は浜松町駅に向かうことにした。日吉駅で東横線…

Kindle 国際版発売で、ぼくの英文読書生活は変わるか

雨の降る中 CEATEC を見学、遅めの昼食を銀座で取っている間にツイッターで「Kindle、日本でも発売」のニュースを知る。「CEATEC よりもこっちだ!」というのでよく調べてみると、Amazon.com で Kindle 国際版が購入できるようになるという話である。一番気…

新興市場における携帯電話の驚異(6)--- 仕上げ

The Economist(September 26th, 2009)特集「新興市場におけるテレコム産業」まとめ "Mobile marvels"(原文)→ 「携帯電話の驚異」(日本語要約) "Eureka moments"(原文)→ 「発見の瞬間」(日本語要約) "The mother of invention"(原文)→ 「発明の母…

新興市場における携帯電話の驚異(5)--- 声を越えて

The Economist(September 26th, 2009)特集「新興市場におけるテレコム産業」まとめ "Mobile marvels"(原文)→ 「携帯電話の驚異」(日本語要約) "Eureka moments"(原文)→ 「発見の瞬間」(日本語要約) "The mother of invention"(原文)→ 「発明の母…

新興市場における携帯電話の驚異(4)--- 上へ上へ、そして遠くへ(Huawei)

The Economist(September 26th, 2009)特集「新興市場におけるテレコム産業」まとめ "Mobile marvels"(原文)→ 「携帯電話の驚異」(日本語要約) "Eureka moments"(原文)→ 「発見の瞬間」(日本語要約) "The mother of invention"(原文)→ 「発明の母…

新興市場における携帯電話の驚異(3)--- 発明の母

The Economist(September 26th, 2009)特集「新興市場におけるテレコム産業」まとめ "Mobile marvels"(原文)→ 「携帯電話の驚異」(日本語要約) "Eureka moments"(原文)→ 「発見の瞬間」(日本語要約) "The mother of invention"(原文)→ 「発明の母…

新興市場における携帯電話の驚異(2)--- 発見の瞬間

The Economist(September 26th, 2009)特集「新興市場におけるテレコム産業」まとめ "Mobile marvels"(原文)→ 「携帯電話の驚異」(日本語要約) "Eureka moments"(原文)→ 「発見の瞬間」(日本語要約) "The mother of invention"(原文)→ 「発明の母…

昔々、電話は共用だった

僕が幼稚園から小学校低学年の頃だから、時は1960年代。うちには電話がなかった。電話がないのは僕のうちだけではなく、近所でも電話のあるうちはごくわずかだった。うちに用がある電話がかかってきた時は取り次いでもらった。またこちらから電話を借りてか…

新興市場における携帯電話の驚異 --- The Economist:「新興市場におけるテレコム産業」特集

「ガラパゴス携帯」ということばが象徴しているように、日本のケータイは独自の進化を遂げた。では日本以外のグローバル市場はどうなっているのか。まずは欧米市場。iPhone に代表されるスマートフォンが普及し始めている。そしてアフリカ・中国・インドなど…

コレド日本橋にて伊達鶏の丸焼き

先日、僕のブログを読んでいらっしゃるお客様とお会いして、恐縮した。最近とみに、車・ゴルフ・食べ物など遊びの話が多かったが、心を入れ替えて、もっと仕事に活かせるエントリに変えていこう。…とは思ったものの、おいしいものの備忘録としての機能が捨て…

千葉ニュータウン:空が広い

先週、仕事の関係で、初めて北総線に乗る機会があった。都営浅草線・大門駅からちょうど1時間で、千葉ニュータウン中央駅に到着する。改札口を出て最初の印象は「空が広い。」背の高い建物が駅の近くになく、道路も広く作られている。一つ一つのブロックが大…