Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

キュリアス・マインド(Curious Minds)

『キュリアス・マインド』(原著:Curious Minds: How A Child Becomes A Scientist)は、マレイ・ゲルマン、ドーキンスデネットブルックスなど著名な科学者・哲学者・計算機科学者・心理学者たちが子供時代をふりかえるエッセイ集である。学者一家に育った者もあれば移民の子もいる。父親が学習障害だったという人もいれば、父親が諜報員で小さいときに事故で亡くなった人もいる。さまざまな家庭環境・教育環境にありながら、しかし共通しているのは皆、好奇心 Curious Minds の塊であったこと、そして自分が好きなことにこだわりそれを貫いていることである。

「息子が読めばいいな」と思って買った本だが、科学者たちがどんな本を読み、またどんな本を書いたかがわかるので、僕自身にはちょっとした読書ガイドにもなっている。

キュリアス・マインド

キュリアス・マインド

Curious Minds: How a Child Becomes a Scientist (Vintage)

Curious Minds: How a Child Becomes a Scientist (Vintage)