2014年の初打ちは、よきライバルである友人たちと、タクエーカントリークラブ(Aグリーン、コースレート:69.2、コースガイド)にて。朝かなり冷え込んだが、晴れて風もなく、ゴルフをするにはよい日和となった。
午前の West コース。3連続パーもあり、6ホール終わって 4オーバーという素晴らしいスタートを切れた。しかしその直後の 7番ホールでフェアウェイバンカーからの脱出に失敗してからリズムが崩れて、上がり 3ホールだけでダボ・トリ・ダボの 7オーバー。終わってみれば 11オーバーの 47(16パット)であった。このスコア自体は決して悪くないのだが、40台前半に手が届きそうだっただけに、ちょっと意気消沈したランチタイムとなってしまった。
午後の East コースは、クロスバンカーやグリーン手前の池が配され、さらには傾斜したフェアウェイ、かなりの打ち上げ・打ち下ろしがあり、結構トリッキーな感じ。それでも前半はボギーペースを維持していたのだが、こちらも後半になってから、バンカーを連発した上に、ショートホールでクラブ選択を誤り、グリーンオーバーの OB を叩いて大崩れ。結局 West: 47(16パット)+ East: 54(18パット)= 計:101(34パット)。新年最初のラウンドで「100切り」できず、少々ふがいなかったが、まぁ実力通りのスコアでもあるし、今自分が抱えている課題がさらに鮮明になった気がする。
まず課題なのはバンカーショット。バンカーに入れた途端に、いい流れが途切れ、スコアを崩してしまう。今は一発で脱出できる気がしない。いつからバンカーに対して、こんなに苦手意識を持ってしまったのか。バンカー恐怖症である。基本は球の数cm 手前をダフるだけ、それ以外はいつもと同じスイングをすればいいはずなのに…。
- 球を上げようとして、左下に振れていない。
- 飛び過ぎるのを恐れるためか、きちんと腰を回転するフォローがとれていない。
そしてバンカーに入れないマネジメントも必要だ。West の 7番はセカンドショットがブラインドになっていた。方向だけを確認して打った 5W はまぁまぁの当たりだったのだが、手前のフェアウェイバンカーに捕まってしまっていた。ハザードへの距離・位置を確認して、球を運ぶべき場所をきちんと決めてから打つことを心がけたい。またバンカー越えでグリーンを狙う場合、バンカーとピンの間に落とし場所を求める必要はない。グリーンの真ん中に乗ればいいと考えれば、ピンの奥でもいいはずだ。ミスを考慮した安全サイドのマネジメントを行いたい。
ショットではとにかく力まないこと。力んでダフるミスが多い。5W がはるか手前の地面を叩き、空振りしてしまうという大ミスがあった。なぜ力むのか。乗せたい、飛ばしたいという欲望である。ショートホールはもちろん、セカンドやサードショットでグリーンを狙える時、池越えやバンカー越えのため飛ばそうとした時などに力んでしまう。グリーンに乗せなくてもいい、飛ばさなくてもいい、欲望を消すことである。そして球を運ぶ地点を想定して無理しないクラブを選択し、いったんアドレスに入ったらあとは無心で振ることだ。
極端な打ち下ろしなど、トリッキーに見える景色にもやられる傾向がある。これも余計なことは考えず、練習場にいるのと同じ気持ちでスイングするようにしたい。
クラブ選択のミスもあった。East 8番ショートホール、ピンまで 160ヤードで 20m ほどの打ち下ろし。5I が芯に当たり、グリーンをオーバーして崖下の OB ゾーンへ。手前にバンカーがあることもあり、ちょっと大きめのクラブを選択したのだが、打ち下ろしを考慮すると 7I でよかったと思われる。また左足上がりの 70ヤードを AW で打って手前のバンカーに入れてしまった時もあった。左足上がりなのだから一番手上げないと距離が落ちてしまう。
メンタルという点では、ハーフの後半、特に上がり 3ホールで集中力を維持することが課題かもしれない。いつも序盤はニュートラルな気持ちで臨めるのだが、ホールが進むにつれて欲が出てきたり、心が折れたりするのだろう、集中力を欠いてしまう。9ホールで考えるのではなく、3ホール単位に考え、その 3ホールを 3オーバーで行くつもりでプレイしたい。前の 3ホールで叩いても、次の 3ホールではリセットして、淡々と進めていきたいものである。
反省しきりのラウンドであったが、いいところもあったし、収穫もあった。パッティングは距離合わせがうまく行った。できるだけ歩測して、傾斜を考慮、打つべき距離に合わせてテイクバックの振り幅を変えることで、9m ほどの下りをカップのすぐ近くまで寄せたり、7m ほどの下りパットを一発で入れたりすることができた。
収穫は 9I を使ったグリーン周りからのころがしアプローチ。West 3番ショートホールでは2段グリーン上段に切ってあったピンまで花道から 25ヤードを 9I でころがして、うまく寄せられた。これに気をよくして East 2番でも ピンまで 40ヤードを花道からころがしたところ、3段グリーンを駆け上がって、ピンの近くまで持ってくることができた。自分の直感に従っただけだが、距離感があってくれたのは幸運だった。
下記のスコア表にまとめたように、ショット数 40(目標:40未満)は、フェアウェイバンカーからの脱出などに打数を要しただけでなく、5W のダフり、空振りによるもの。ショートゲーム 59(目標:54以下)もガードバンカーからの脱出、その後のアプローチなどで多く叩いている。GDO ハンディキャップは一つ落ちて 27 になってしまった。残念だが、昨年 9月に出した 92 が考慮されなくなったものと思われる。今日の反省点を胸に刻み、頑張っていこう。
ラウンド後は、ゴルフ場にある天然温泉「平蔵の湯」の露天風呂につかってゆったり。醤油の色のような鉱泉である。
帰路、アクアラインの海ほたるを先頭に 10km の渋滞にひっかかり、それを抜けるのに 1時間ほどかかる。初詣客で川崎大師周辺の混雑も予想されたので、それを避けるのも兼ねて、川崎コリアタウン(セメント通り)の焼肉屋、西の屋で反省会をすることに。運転手なのでビールを飲めないのが残念だが、空いている産業道路を走れるし、時間をずらすことで川崎駅周辺の渋滞も避けられるし、これはよい帰宅パターンかもしれない。
Hole | Yard | Par | Score | Shot | ShortG /PT /GB | Penalty | 内容 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 515 | 5 | 6 | +1 | 3 | 3 | 3 | 1W ◎ 5W ○ 5I ◎ | ||
2 | 411 | 4 | 5 | +1 | 2 | 3 | 2 | 1W 〇 6I △ PW 〇(つま上、80Y) | ||
3 | 196 | 3 | 5 | +2 | 1 | 4 | 3 | 5W ○ 9I ○(25Y) | ||
4 | 347 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 1 | 1W ◎ 8I △(トップ) PT 〇(9m下り) | ||
5 | 397 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 1 | 1W 〇 5W ○ AW ◎(→2m) | ||
6 | 366 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 1 | 1W ○ 8I ○ PT ○ | ||
7 | 545 | 5 | 7 | +2 | 5 | 2 | 1 | (FB x2) | 1W ◎ 5W △(→FB) PW × PW × 7I ×(木) AW △ | |
8 | 156 | 3 | 6 | +3 | 1 | 5 | 2 | 2 | (GB x2) | 9W ×(ダフり) AW ×(→B) SW × SW △ |
9 | 397 | 4 | 6 | +2 | 2 | 4 | 2 | 1 | (GB x1) | 1W ◎ 6I △(→B) SW △ PT△ |
West | 3330 | 36 | 47 | +11 | 20 | 27 | 16 | 3 | 0 | |
1 | 568 | 5 | 6 | +1 | 4 | 2 | 2 | 1W ◎ 5W ×(ダフり) 5W △ 8I ○ | ||
2 | 368 | 4 | 5 | +1 | 2 | 3 | 2 | 5W ×(ダフり) 5W ○ 9I ○(40Y) | ||
3 | 345 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1W ◎ 9I ◎(→7m) | ||
4 | 359 | 4 | 6 | +2 | 3 | 3 | 2 | (FB x1) | 1W △(→FB) AW △ 8I △ AW 〇(→2m下り) | |
5 | 339 | 4 | 7 | +3 | 2 | 5 | 2 | 1 | (GB x1) | 1W △ 5W △ AW(左上→B) SW △ AW △ |
6 | 133 | 3 | 4 | +1 | 1 | 3 | 2 | 8I ×(ダフり)AW △ | ||
7 | 510 | 5 | 9 | +4 | 4 | 5 | 2 | 1 | (GB x1) | 1W ○ 5W ×(ダフり空振) 5W 〇 6I△(つま上) AW ×(→B) SW △ PT △ |
8 | 153 | 3 | 7 | +4 | 1 | 4 | 2 | 2 (OB) | 5I ×(OB、20m打下、160Y以上飛んで崖下へ) PW × PW 〇 | |
9 | 317 | 4 | 6 | +2 | 1 | 5 | 2 | 1W ○ AW △(左上 70Y) AW ×(トップ→オーバー) AW ○ | ||
East | 3112 | 36 | 54 | +18 | 20 | 32 | 18 | 2 | 2 | |
TOTAL | 6442 | 72 | 101 | +29 | 40 | 59 | 34 | 5 | 2 | A グリーン、Rate: 69.2 |
- West 3番:ピンまで 200ヤードある長いショートホール。3W だと右バンカーの可能性があるので、5W のドローで手前の花道に運ぶ。ピンは 2段グリーンの奥にあり 25ヤード。AW のピッチ&ランだと下の段に止まりそうだったので、9I でころがしたところ、段差を駆け上ってピンの近くに。
- West 4番:グリーンを狙った打ち下ろし 8I がトップ。幸いグリーンから少しこぼれたところで止まってくれた。9m ほどの下りパットをカップ傍まで寄せてパー。
- West 7番:セカンドショットがブラインド。先が見えるところまで歩き、方向だけ確認して 5W で打ったのだが、フェアウェイバンカーに捕まった。確認不足。PW で一発脱出できず。その後グリーンを狙った 7I も木に当たり戻ってきて万事休す。しかし 5m ほどを 1パットで沈められ、奇跡的にダボに留まる。
- West 8番:160ヤードを 9W で軽く打つつもりが大ダフりのショート。急傾斜から AW でグリーンを狙うが届かずバンカーへ。PW を選択するべきであった。
- East 2番:ハザードを避けるべく 5W でティーショットしたのに、力んでダフる。セカンドも 5W でピンまで 40ヤードの花道へ。ここから 9I でころがすと、3段グリーンをうまく駆け上ってピンの近く。
- East 7番:セカンドショットの 5W がダフって空振り。バンカー直前、砂の上からの AW に失敗して目の前のバンカーに入れてしまう。9打の大叩き。
- East 8番:20m ほどのショートホールで左も右も崖という緊張感の強いられるショートホール。ティーグラウンドのヤード表示が 152ヤードと 136ヤードの 2種類。GPS で 150 ヤードと認識。ピンは奥で 160ヤード、5I で打つがこれが芯を食い、グリーンを超えて右の崖下 OB。
- East 9番:距離は短いが右に直角に曲がるドッグレッグ。セカンドからグリーンは全く見えない。上り傾斜の向こうにある。グリーンオーバーすると池が待っているので、70ヤードを AW で打つが上りの分ショート。その後のアプローチがトップしてグリーンオーバー。
年 | 2012 | 2013 | 2014 | 直近10回 | 直近5回 | 最新 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラウンド数 | 21 | 24 | 1 | 10 | 5 | 1 |
平均ストローク | 109 | 104 | 101 | 104 | 102 | 101 |
平均パット数 | 35 | 36 | 34 | 36 | 36 | 34 |
ベストスコア | 95 | 92 | 101 | 94 | 95 | - |
ベストパット数 | 27 | 30 | 34 | 32 | 32 | - |
ベストハーフ | 47 | 43 | 47 | 45 | 46 | - |
ワーストスコア | 128 | 126 | 101 | 113 | 113 | - |
年末/最新 HDCP | 31 | 26 | 27 | 27 | 27 | 27 |
ベスト HDCP | - | 25 | 27 | - | - | - |
パーオン率 | 7% | 14% | 11% | 16% | 19% | 11% |
ボギーオン率 | 30% | 30% | 44% | 33% | 31% | 44% |
バーディ | 0% | 1% | 0% | 1% | 0% | 0% |
パー | 9% | 15% | 22% | 18% | 21% | 22% |
ボギー | 9% | 15% | 27% | 28% | 29% | 27% |
ダブルボギー | 28% | 27% | 27% | 23% | 24% | 27% |
トリプル以上 | 31% | 25% | 22% | 26% | 23% | 22% |
FW キープ率 | 42% | 47% | 50% | 50% | 51% | 50% |
OB 発生率 | 8% | 5% | 5% | 3% | 6% | 5% |
ペナルティ率 | 5% | 4% | 0% | 3% | 2% | 0% |
バンカー率 | 19% | 21% | 33% | 20% | 23% | 33% |