新しいオフィスに引っ越してから1ケ月。まだフル営業ではないのか、食堂のメニューの品揃えが少なくて昼食難民気味だし、銀行の ATM が一つしかなくて混雑するといった不満はあるものの、IT 整備など執務環境はよくなっている。(写真はオフィスの玄関のイルミネーションとデジタルサイネージのクリスマス・バージョン。)
以前は一つ手前の三田駅で降りて、地下 23.8m のホームから 150数段もの階段を一段飛ばしで上ることで運動不足解消を図っていた。今はこれに代わる手段として、同じように一つ手前の尻手駅から川崎まで歩き(これは朝の川崎駅の混雑回避手段も兼ねている)、オフィスのある 6階まで、1階から階段を一段飛ばしで上っている。一つのフロアが 80m 四方という広大さなので、ちょっと会議に行くときでも結構歩く。以前より歩数が増えて、ほぼデスクワークに終始する日でも、1万歩は歩くことになっているようだ。これは嬉しい。
夜の食事は徐々に開拓中。裏通りにリーズナブルで美味しいシチリア料理のお店を見つけた。ただやはり浜松町・田町界隈の隠れ家的なお店が恋しいのは事実だ。それから銀座の小さな割烹、神田の居酒屋など…。以前ひいきにしていたお店は、帰宅とは逆方向であり、足が遠のいてしまっている。
帰宅ついでに、丸善に寄れるのは嬉しい。気になる新刊本の在庫があるかを事前に調べて、その中身をすぐにチェックすることができる。今年はヒッグス粒子発見ということもあって、11月末から12月にかけて面白そうな本が次々に出ている。著者・タイトルを見るだけでも即買い、となりそうな本だが、丸善のような大きな書店で内容を確認できる。地元の本屋だとなかなかこうは行かない。
- 作者: ローレンスクラウス,Lawrence M. Krauss,青木薫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 単行本
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- 作者: リサ・ランドール,向山信治,塩原通緒
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/11/26
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- 作者: 吉田伸夫
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最後の吉田伸夫『素粒子論はなぜわかりにくいのか』は、「場の理論」をできるだけ数式を使わずに説明する。素粒子は「粒子」ではない。以前読んだ同じ著者による『光の場、電子の海 --- 量子場理論への道』が、より本質的に素粒子論を理解するための解説として面白かったので、それをさらに掘り下げたこの近著にも期待している。
関連エントリ
- 2013.11.5:新オフィスはショッピングモールの隣り
- 生活・人生・できごと
- 食事・お酒
- 2012.7.23:素粒子=「場」を理解すべく、『光の場、電子の海 --- 量子場理論への道』を再読
- 物理学・宇宙論・素粒子論