久しぶりに野球観戦はジャイアンツ対 DeNA ベイスターズ。菅野智之投手が制球に苦しみつつも、7回を投げ、開幕戦から13連勝で通算100勝を飾った。開幕戦から13連勝はプロ野球新記録らしい。「確か田中将大投手が24勝0敗だったはずだけど…」どうやら田中投手はその年、開幕投手ではなかったらしい。
コロナ禍の中の野球観戦は、入り口で検温、チケットには副券がついていて、連絡先と座席を記入して提出する。また実際の座席に QRコードのシールが貼られていて、そこからサイトにアクセスして、情報を入力することもできる。チケットは少なくとも 14日間保管しておくことが求められる。
座席は2人づつ隣り合わせの組となり、組同士の間は 2席以上開けられていると同時に、前後の座席が重ならないようになっている。今回の来場者数は 17,000人だったが、人数が少ないので、入退場で行列することもないし、何より空間に余裕があるのが気持ちいい。隣の座席に荷物を置くこともできる。
アルコール持ち込み禁止、場内でのアルコール販売もない。マスクをしたまま応援。大きな声を出さずに、拍手で応援する。メガホン禁止。立ち上がらない。「あぁ、昔、メジャーリーグを観戦した時がこんな静かな感じだった…」と、25年前のピッツバーグ在住の時を思い出しつつ(Three Rivers スタジアムに、メジャー入りしたばかりの野茂投手を観に行った)、こういう落ち着いた雰囲気の観戦の方が、自分には合っている(もの足りないと思う人の方がマジョリティーだと思うけれども)。