Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

25周年

会社創立記念日にあたり、勤続25周年ということでお祝いの品をいただいた。最初の15年はエンジニアとして、次の10年は管理職、そして事業経営者として過ごしてきた。25年前、一介のプログラマでしかなかった自分が、プロジェクト・リーダをやり、マネジメントをやり、営業も経験して、ついに事業経営の一端を担うようになるとは想像もしていなかった。実にさまざまな仕事の機会とポジションをもらい、それにトライし、成長させてもらった。ありがたいことだと思う。

25年前の入社式の祝辞で、当時の副社長が「石の上にも3年。どんなに辛くても3年我慢したら、風景が変わる。」と言われていたのを今でも思い出す。会社に入ったばかりの頃は生意気な盛りで、「いつかこの会社をやめることになるだろう。」と思うことが何度もあった。そのたびにこの祝辞を思い出して踏みとどまった。実際には 3年も待つ必要はなく、半年か1年くらいで状況が変わり、事態は新しいステージに進む。その状況に無我夢中で適応していくうちに3年が過ぎてしまう。改めて振りかえってみると、その繰り返しだったかと思う。そういう中で「簡単にはあきらめない、やめない」ことの大切さを学んだ。

そしておそらくあと10年もない会社生活。それをどう生きるか。真面目に考え出すと深い悩みの谷に入ってしまいそうな問いである。もともと戦略性のある人生を送ってきた方ではない。まぁ、自分のできる最善のことをやる。そういうことだろうと思っている。