Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

雨と強風の中のスクールコンペ

ゴルフスクールで同じコーチに習っている30人を集めてのコンペが開催された。老若男女、ご夫婦の方も多い。そして皆うまい。場所は前回 132 も叩いてしまったデイスターゴルフクラブ。リベンジで「120 切り」を目標として臨んだ。

しかしあいにくの雨(コーチが雨男らしい)。それもかなり強い雨が降る。2時間ほどクラブハウスで待って、少し小やみになったところでスタートした。雨の中のゴルフは初体験、しかも強風が吹いている。

このコースのグリーンは2段グリーンが多い。しかも雨のため、この日は一番上にピンが切ってあり、パッティングは難しい方だったと思われる。その中にあって、読んだライン通りにフックして4m ほどのパットを沈められた時はとても嬉しかった。キャディーさんには「(ラインは見えていても)強く打ち過ぎているのでその通りに曲がっていない」というアドバイスをもらう。なるほど。距離感を合わせていくパッティングが大切である。

距離もあるコースなので、第2打、第3打での失敗が大きく響く。全体としてきちんと安定したショットをしない限りよいスコアは出ない。今回のぼくのように、つま先下がりのライで3度も空振りしているようでは論外である。しかも池が目の前にあると必ずトップさせて池に入れてしまう(2回)というメンタル面の弱さ。バンカーからバンカーへの渡り歩きもあり、しかしそのバンカーから 50cm のペタピンというまぐれショットもあった。空振りは論外として、せっかく1打目がフェアウェイに行っても、そのあとをトップしてチョロするのは、本当に気持ちが萎えるものである。練習場と違って、バックスイングで右足に体重が乗っておらず、また背中を軸とした回転ができていなかったような気がする。

結局、終わってみれば 63、62 の 125 というスコアであった。あとでコーチに言われたが、こういう悪条件の時はスコアを望むのではなく、雨・風の時の経験を積んで次に生かすことが大事であるとのこと。前回よりも悪条件の中、スコアを伸ばしたのだからよしとせねばなるまい。結局、今のぼくの実力が 120 くらいのところにあって、難しいコースであれば 125、易しければ 115 ということなのだろう。これをまず 10打縮めたい。

コース・マネジメントという意味では、一緒にまわった人(アベレージ90前後)のやり方が参考になった。今まではグリーンまでの残り距離でクラブを選択していたが、もっと戦略的に次の一打をどこに持っていくかを考えることを学ぶ。たとえばパー4のミドルホール。たとえティーショットがうまく行ったとしても、グリーン周りのハザードを考えた時に、リスクのある第2打で届かせることを考えるのではなく、第3打でのアプローチをやり易いところに持っていくという考え方である。ぼくのレベルだと、50-100 ヤードからのアプローチがやり易い。最後にその距離を残すマネジメントもありだと感じた。上手な人とまわるといろいろな学びがある。この経験を次に生かしたい。

ゴルフ関連 エントリ