このところ連続して「100切り」して、ベストスコア更新と調子が上向きであり、それなりに期するものがあっての大多喜城ゴルフ倶楽部への挑戦であったが、前回(2012年5月)同様、難コースの罠に落ち、数ヶ月ぶりに 110 以上叩いてしまった。東コース:59(17パット)、中コース:52(21パット)= 計 111(38パット)(コースレート:69.0、コースレイアウト)は、1年半前と同じストローク数である。
何といっても悲惨だったのは、出だしの 3ホール。ドライバーは右に行きペナルティ。ドロップしたところからもラフがきつくて脱出できない。脱出するどころか、チョロとトップを連発。ほとんど空振りに等しいスイングが 2回。思わずクラブを地面に叩きつけたくなる。同時にどうやったらクラブにボールが当たるのか、全くわからなくなってしまった…。結局、この最初の 3ホールで 8、10、10 と 28打も叩き、ポキンと音を立てて心が折れてしまったのだった。大多喜城は確かに難コースである。しかし今回はそれ以前にショットが悪過ぎて、完全にうちのめされてしまった。
東コースの最初の 3ホールを終えて 28打。どうしたらボールに当てられるのか自信喪失状態であったが、とりあえず「ベタ足」で、下半身をできる限り安定させることを意識した。これにより多少改善が見られ、後半 6ホールは 31打、計 59 で前半を終えることができたのは奇跡的だったと言えるかもしれない。
後半、中コースは 8ホール目まで 44 と粘り、最終ホールをボギーで上がって何とかハーフ40台、トータルで 110切りとスコアをまとめたかったのだが、残念ながらレイアップを左にミス、さらに池とビーチバンカーを越えるべく 6I で打ったショットがシャンクして OB、計 8打も叩いてジ・エンド。
今回ショットが安定しなかった言い訳は、時差ボケということにしておきたい。米国出張から木曜日に帰国したばかり。金曜日は飲み会、その翌日のラウンドだったからである、と。スイングは一度おかしくなると、なかなか取り返せない。ずぶずぶと悪いサイクルに入っていってしまう。ここ数ヶ月の調子が嘘のようであり、改めてゴルフの怖さを思い知った気がする。調子に乗ってはいけない。
大多喜城ゴルフ倶楽部のコースは難しく、戦略的なマネジメントが要求される。まずパッティング。グリーンは総じて大きく速い。その上、必ず段がある。中コースの 2番ロングホールでは、5W で 2打、3打を成功させパーオンしたにもかかわらず、40m 近い上りのパットを下の段から打たなければならなかった(結局 3パットのボギー)。あるいは、たとえグリーンオンしてもそのまま花道にボールが戻されるような傾斜が作ってある東コース 2番ホール。芝も綺麗に刈り込んであって、しっかりこの罠にはまってしまった。
また中コースはクロスバンカーが必ずある。たとえば 5番のミドルホールはティーから 150-170ヤード付近にフェアウェイを横切るバンカーが設置されており、さらにその奥に 200ヤードのフェアウェイバンカーがある。こうなるとフェアウェイウッドでもドライバーでも、バンカーに入ってしまう。案の定、ドライバーで真ん中に打った球が、200ヤードのバンカーに捕まってしまった。今冷静に振り返ると、手前のバンカーに気を取られず、200ヤードのバンカーの横に打つべきであった。
このようにバンカーの罠が配置され、グリーンも段があり、フェアウェイも傾斜がある難しいコース。しかし同時に美しいコースでもある。朝食バイキングはフリーだし、もう一度挑戦したい。大多喜城下は「房総の小江戸」と呼ばれているらしく、なかなか風情のある趣きである。
111 と叩いたにもかかわらず、GDO ハンディキャップは 26 のままであったのが唯一の救いかな。
年 | ラウンド数 | 平均スコア | 平均パット数 | ベストスコア | ベストパット数 | ベストハーフ | パーオン率 | ボギーオン率 | 平均パー率 | 平均ボギー率 | FW キープ率 | ベストハンディキャップ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 21 | 109 | 35 | 95 | 27 | 47 | 7% | 30% | 9% | 28% | 42% | 31 |
2013 | 16 | 105 | 35 | 92 | 30 | 43 | 13% | 29% | 14% | 26% | 45% | 26 |
直近5回 | 5 | 101 | 36 | 92 | 33 | 43 | 22% | 28% | 23% | 27% | 49% | 26 |
- | ラウンド数 | スコア | パット数 | ベストスコア | ベストパット数 | ベストハーフ | パーオン率 | ボギーオン率 | 平均パー率 | 平均ボギー率 | FW キープ率 | 最新ハンディキャップ |
今回 | 1 | 111 | 38 | - | - | - | 22% | 27% | 22% | 16% | 42% | 26 |
もう思い出したくもないが、現実を厳しく見つめて反省するために、ショットの明細をメモしておく。一番よく練習している 7I、さらに得意なはずの 7W が「全滅」という事実に、改めて驚かされる:
Hole | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / Putt | Penalty | 内容 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 377 | 4 | 8 | +4 | 4 | 3 | 2 | 1 | 1W ×(→右 1P)9I ○ 7I × 9I △ AW 〇 |
2 | 357 | 4 | 10 | +6 | 5 | 4 | 1 | 1 | 1W ×(→右 1P)7W × 5W × 5W ×(チョロ連発) 9W △ AW △(Gオーバー) AW △(Gオーバー) PT 〇 |
3 | 530 | 5 | 10 | +5 | 5 | 5 | 2 | (B x3) | 1W △ 7W ×(チョロ) 7I × 7W △ PW △(→B) SW × SW × SW 〇 |
4 | 165 | 3 | 3 | 0 | 1 | 2 | 1 | 5I 〇 AW ○ | |
5 | 337 | 4 | 6 | +2 | 2 | 4 | 3 | 1W ◎ 9I △ AW × | |
6 | 377 | 4 | 7 | +3 | 3 | 4 | 3 | 1W 〇 9W × 7I × AW ○ | |
7 | 360 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1W ◎ 6I ◎(140ヤード) | |
8 | 146 | 3 | 4 | +1 | 1 | 2 | 2 | 7I×(シャンク)AW 〇 | |
9 | 510 | 5 | 7 | +2 | 5 | 2 | 1 | 1W △ 7W △ 7I △ 6I × 8I 〇 SW 〇 | |
東 | 3159 | 36 | 59 | +23 | 28 | 29 | 17 | 2 | |
1 | 360 | 4 | 6 | +2 | 2 | 4 | 3 | 1W 〇 8I 〇 AW 〇 | |
2 | 543 | 5 | 6 | +1 | 3 | 3 | 3 | 1W 〇 5W ◎ 5W ◎、40m PT | |
3 | 130 | 3 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | AW ◎ | |
4 | 305 | 4 | 5 | +1 | 2 | 3 | 2 | 5W 〇 8I △ AW 〇 | |
5 | 346 | 4 | 7 | +3 | 2 | 5 | 2 | (FWB x1) | 1W △(→FWB) PW × AW × SW × AW 〇 |
6 | 364 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1W ◎ 9W ◎(155ヤード、アゲ) | |
7 | 561 | 5 | 8 | +3 | 4 | 4 | 3 | 1W 〇 5W × 7W △ 9W △ AW △ | |
8 | 160 | 3 | 5 | +2 | 1 | 4 | 2 | 6I 〇(Gこぼれる)SW × AW △ | |
9 | 379 | 4 | 8 | +4 | 3 | 3 | 2 | 2 (OB) | 1W ◎ 7I ×(ダフり)6I ×(シャンク→OB)8I × SW △ |
中 | 3148 | 36 | 52 | +16 | 20 | 30 | 21 | 2 | |
TOTAL | 6303 | 72 | 111 | +39 | 48 | 59 | 38 | 4 | Rate: 69.0 |
クラブ | 成功率 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|
ドライバー | 8/13 | FW キープ 42%、1ペナ x2 | |
ウッド | 4/15 | 3W:0/0、5W:3/6、7W:0/5、9W:1/4 | チョロ x3 |
アイアン | 6/18 | 5I:1/1、6I:2/4、7I:0/6、8I:2/4、9I:1/3 | シャンク x2、うち OB x1 |
ウェッジ・アプローチ系 | 10/23 | PW:0/2、AW:8/14、SW:2/7(、PT:1/1) | バンカーショット:1/3 |
追記:2013.9.29
翌日のゴルフレッスンにて、今回の悲惨なゴルフを報告。コーチからは二つの指摘をもらう。なるほど。
- 先週からスイングを修正中であり(ダウンスイングからインパクトに欠けて左膝を伸ばす)、それが定着していないため、手足の動きがばらばらであった可能性がある。
- アドレスで右肩が前に被っている。これではドローボールは打てない。