ふるさと納税初心者である。
今年は既にゴルフクラブのリシャフトを行っているが、友人がゴルフボールを返礼品で貰ったことを SNS に投稿しており、「いいアイディアだ」と触発された。普段買わない高価なボールを申し込もう。
一方、ワンストップ特例制度の申請書を来年1月10日までに地方自治体に郵送しなければならない。間に合うかどうか心配だったが、去年大晦日に申し込んで間に合わせた強者の友人がいることがわかった。自治体から紙の申請書が送られてくるのを待たずとも、申請書を自治体のサイトやふるさと納税のサイトからダウンロードして印刷、それを郵送すればいいらしい。
さらには SNS のやりとりで、オンラインで申請できる自治体があることも、別の友人から教えてもらった。
そこでオンラインで申請できる自治体リストの中から、返礼品でゴルフボールと定番のお肉(定期配送)が貰えるところを探して申し込んだ。兵庫県三木市と宮崎県都城市である。三木市は「自治体マイページ」、都城市は「公的個人認証 IAM(アイアム)」と、それぞれ異なるオンライン申請方式を採用している。
iam-jpki.jp internet.watch.impress.co.jp
僕は楽天のふるさと納税サイトを使ったが、それぞれの自治体から確認のメールが届いたところで、オンライン申請の手続き開始である。
三木市の場合のステップは概ね次の通り:
- 自治体マイページに ID を作成(これはパソコンでも可)
- スマホで自治体マイページにログイン、楽天の注文番号を入力して、自分の寄附を検索
- スマホのマイナポータル・アプリが起動、マイナンバーカードを使って認証、自分の寄附と紐づける
- そのままワンストップ特例制度の申請を行う
- 申請の進捗状況は、自治体マイページにログインすることで確認できる
一方、都城市の場合は次の通り:
- パソコンを使って、都城市のふるさと納税申請窓口のサイトで、ワンストップ申請書を作成する
- ワンストップ申請書が PDF で作成されるので、それをパソコンの画面に表示したままにする
- スマホで IAM アプリをインストールして起動する
- IAM アプリで、パソコンに表示されたワンストップ申請書の QR コードを読み取る
- IAM アプリで、マイナンバーカードを使って認証すると、オンライン申請が完了する
- 直後に、申請終了のメールが届く。1日ほど経ってから、受付完了のメールが届いた
地方自治体によっては、紙のワンストップ申請書が自治体から送られてきて、そこに印字された QR コードを使って IAM アプリで認証するというステップになるのだろうが、都城市の場合、サイトで申請書を自分で作成することができるので、それをパソコンに表示して IAM アプリで認証すればよい。
自治体マイページ、IAM アプリ、いずれの方式でもスマホとパソコンでペーパーレスのまま、申請することができた。マイナンバーカードや免許証のコピーを作って申請書に貼り、封筒を作って郵送する手間が省けたことになる。