Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムで、ゴッホと本の世界に入り込む

早朝、ゴルフ場に忘れ物を取りに行った帰りに、ところざわサクラタウンまで足を伸ばし、角川武蔵野ミュージアムを訪ねる。関越自動車道の所沢インターから 10分、あるいは JR武蔵野線東所沢駅から徒歩 10分のところにある。

寒い。ミュージアムの開館は朝10時。少し早く着いたのでタリーズのホット・モカマキアートで、体を温める。

ミュージアムの建物はまるで岩のような特徴的な形をしていて、遠くからでも目を引く。事前にオンライン購入したワンデーパスポートで入館、企画展「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」に向かう。

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これはフロア全体、壁と床360度に投影されたゴッホの絵が移り変わる映像と音楽で、ゴッホの見ていたであろう世界に没入するデジタルアート展示である。

30分の映像がエンドレスに繰り返される。会場にはハンモックやクッションが用意され、リラックスして映像を体感することができる。

ゴッホ独特のカラフルな色、太い筆のタッチ。大きな映像に囲まれているので、まるでゴッホが描いた絵の中に入り込んだような体験となる。通常の絵の展覧会とは違った、なかなか貴重な体験であった。

角川武蔵野ミュージアムの他の展示も見てまわる。

マンガ・ラノベ図書館は、37,000冊のコレクション。僕はほとんどこの手の本をほとんど読まないが、KADOKAWAコミック誌ラノベのコマーシャル映像制作の仕事に関わっているので、親しみを感じる。

エディットタウンは、松岡正剛監修の「本の街」。25,000冊もの本が集められている。自由に読んでいい。マニアックな本も多く、本好きなら1日過ごせそうな空間である。普段出合えないような本を見つけることができるだろう。このストリートの奥には、本棚劇場がある。約 8m の高さの巨大図書空間である。

本の空間の一角に、荒俣宏のコレクション「荒俣ワンダー秘宝館」がある。今回は「魚っとこ水族館」が開催されていた。荒俣宏らしい、マニアックなコレクションである。

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アベンジャーズ展」はワンデーパスポートとは別料金なので入らず。お腹が空いたので、サクラタウンの角川食堂にて、カレーランチ。

武蔵野坐令和神社にお参りして、ところざわサクラタウンをあとにした。