久しぶりに東京駅へ。丸の内北口のドームを見上げると、何だか気分が高揚する。
東京ステーションギャラリーの「小早川秋聲」展を観る。
旅する画家の絵を楽しんだ後は、OAZO のアマルフィイ・モデルナでランチ。
そして久しぶりに丸善に行って、本の中を散策する。やはりリアルの本屋さんはいい。
『生命の惑星: ビッグバンから人類までの地球の進化』の中身を確認して、購入。
小早川秋聲だけではちょっともの足りず、山種美術館まで足を延ばして、「速水御舟と吉田善彦」展を観る。見事な写実性を備えた速水御舟の様式美が、蛾や蜘蛛の絵に結実している。
吉田善彦は速水御舟に師事した後、パステルカラーの色調の独自な絵画世界を切り拓いている。二人とも伝統的な技法に、自分たち独自の技法を加えて、その個性的な美を生み出している。