新たに何かを始める時、いつも「形から入る」タイプである。「スロージョギング」を始めるにあたっては、まずランニングシューズを探すことにした。なぜならスロージョギングを提唱する『ランニングする前に読む本』において、「フォアフット」着地をするにあたって、「初心者向けのかかとが厚底のシューズは向かない」と説明されていたからだ。このようなシューズだとつま先立ちになり易く、ふくらはぎに負担がかかってしまうと言う。
実はウォーキング用にシューズを衝動買いして、愛用しているのだが、これが厚底なのだ。走った時に地面からの衝撃を吸収してくれるが、フォアフットで着地する際には、かかとが厚い分、確かにつま先立ちになるような気がする。そこでフォアフット着地に向いたランニングシューズを求めて、スポーツ店に出かけた。
足型を計測してもらった結果は次の通り:
足幅は右足が E、左足が 2E。プロネーションはニュートラル、足のアーチもニュートラル(土踏まずの高さが平均的)であった。
この結果をもとに、フォアフット着地に向く、ドロップ(ヒールとつま先の高さの差)が大きくないシューズを、店員に選んでもらった。それが ASICS GT-2000 9 (26.5cm、標準幅、281g)というシューズである。試しに履いてみると、これがちょっとびっくりするくらい、ぴったり僕の足にフィットした。
ウォーキング用に買ったシューズと、靴底の厚さを比べてみた。
早速、いつもの 3km のコースを、スロージョギングしてみる。厚底のシューズと比べると、確かにフォアフット着地がやり易い。今日は 8分走って、 2分歩く。1km 8分、時速 7.3km のペース。もう少しスピードを落としてもよいかもしれない。そうすることによって、もっと長い距離を続けて走ることができるようになると思う。