9月26日、CNET Japan の Web2.0 カンファレンス CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn「Web 2.0時代に成長するテクノロジー企業の戦略」 に参加、ネットエイジグループのインキュベーション子会社が手がける Web2.0 系新サービスの紹介と、Salesforce.com の SaaS (Software as a Service: ASP 進化形) の話が興味深かった。
ネットエイジが手がけている Web2.0 系サービス自体は、以下に挙げるようにシンプルなものであるが、ユーザインタフェースを使いやすく工夫している。タグベースの CGM (Consumer Generated Media) ポータル Taggy (taggy.jp) などを 2-3ヶ月で立ち上げている。Mash-up により try & err のコストが凄く下がってきており、こういったサービスをどんどん立ち上げることが重要だと思う。
- コンテンツマッチ広告配信エンジン: TrendMatchによるRSS 広告
- アフィリエート検索エンジン
- ソーシャルブックマークサイト Saaf
- タグベース CGM ポータル Taggy
- 動画共有ポータル tila.jp(10月にサービスイン予定)
Salesforce.com は、SaaS の特徴づけを以下の7点としていた。
- Multi-tenant Shared Systems
- Trusted Security Reliability and Performance
- Cutomizations and Seamless Upgrades, zero customer effort
- Standard Web Services Integration
- Try before you buy: "Test Drive"
- Subsription Model
- Democratizaion of Applications: from SOHO to Enterprise
パネルディスカッションについてはBroadband Watchにて報告されている。パネリストである橋本氏やモデレータである渡辺氏によるブログもあるし、当日の資料も一部アップロードされている。