7月末の那須ゴルフツアー(西那須野CC、ホウライCC)では、池・バンカーの配置、5段もあるグリーンに苦戦し、思うようにスコアメイクすることができなかった。とはいえ、距離のあまりない White Tee からのラウンドであり、自分の中では「もっとやれたはず」と悔しい思いがある。
YouTube にあった「ゴルフ侍」の映像で予習したせいか、「ホウライや西那須野は難しい」という先入観が植えつけられ、それがかえってゴルフを難しいものにしたかもしれない。たとえばコースレートやスロープレートを、自分が会員である入間カントリー倶楽部と比較してみよう。
JGA 加盟・公認のゴルフ場、日本パブリックゴルフ協会加盟のゴルフ場であれば、コースレート・スロープレートを調べることができる:
- JGA 加盟・公認のゴルフ場:スロープレート検索サイト
- 日本パブリックゴルフ協会加盟のゴルフ場:スロープレート一覧
コース | Yards | Rate | Slope | Score |
---|---|---|---|---|
ホウライ Blue | 6,418 | 70.2 | 125 | - |
ホウライ White | 6,009 | 68.6 | 121 | 101 |
西那須野 White | 6,222 | 69.3 | 128 | 99 |
入間 BG バック | 6,330 | 70.3 | 122 | 94 |
入間カントリーでは、先日バックティーから 94 でまわった。それに比べたら、ホウライの White Tee のコースレートは低いし、スロープレートもそんなに変わらない。一方、西那須野の White Tee はスロープレートは 128 と若干高くなっている。
スロープレートについての解説を読むと、コースレートはスクラッチプレーヤー(平均飛距離 250Y、470Y を 2オン可能)がプレーした時の想定スコアであるのに対し、スロープレートはハンディキャップ 20 のボギープレーヤー(平均飛距離 200Y、370Y を 2オン可能)の想定スコアに基づき、スクラッチプレーヤー以外の通常のプレーヤーにとってのコースの相対的な難しさを示している(55 から 155 まで。標準難易度は 113)。
そしてスロープレートに基づく換算表(PDF)を使って、現在 GDO HDCP = 22 の僕のそれぞれのコースでの想定 HDCP を求めてみると…
- ホウライ White (121): コース HDCP = 24
- 西那須野 White (128): コース HDCP = 25
- 入間 BG Back (122): コース HDCP = 24
となる。つまりどのコースも HDCP としては 2-3打分難しいということになり、96-97 でまわるのが目標ということになるだろう。94 でまわれた入間は上出来だったし、99、101 と叩いた西那須野・ホウライは、自分としては「もっとやれた」と不満に思うのもむべなるかな、である。