Muranaga's View

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リストバンド型の心拍数計「Mi スマートバンド5」は、小粒でもピリリと辛い

スロージョギングなるものを始めてみたものの、楽に走れる「にこにこペース」が掴めず、当初から速く走り過ぎてしまったらしい。どうやら「心拍数」を測定することで、自分に合ったスピードがわかるようだ。さらにトレーニングの効果を見るにも、心拍数が客観的な指標になるみたいだ。走り始めて 9ヶ月(サボっていたのでフルに 9ヶ月とは言えないが)経って、ランニング初心者はようやく心拍数の大切さに気づいた。

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自分で脈を取って心拍数を測るのもいいが、世の中には手首に装着する心拍数計というものがあるらしい。Amazon で検索してみると、リストバンド型の心拍数計の主要な値段帯は 3,000円から 5,000円というところだろうか。心拍数だけでなく、歩数も計測できるし、睡眠をモニタリングするものもある。10,000円を超えると、それはもうスマートウォッチと呼ぶべき高機能なものであり、GPS や決済機能などを備えている。その中で最も高級なものが Apple Watch ということになるだろう。最新の Series 6 では血中酸素を測れたり心電図が作成できたりする。

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僕の場合、心拍数と歩数が計測できればそれでいい。売れ筋の価格帯で、機器本体の評判ももちろんだが、連動するアプリの評価が高いものを選んでみた。それが Xiaomi 製の Mi スマートバンド 5 である。Amazon の翌日配送で 4,500円。

これがなかなかどうして、いい出来のガジェットだった。まず約 12g という軽さ。シリコンの軟らかいベルトで、腕に装着した時にあまり気にならない。心拍数・歩数といった基本的な活動量を計測することができ、睡眠をモニタリングする機能もある。ウォーキング、ランニング、サイクリングといった運動(ワークアウト)の記録を取ることができる。天気予報のアプリもあるし、iPhone と連携して、音楽を再生したり、リモートで写真撮影したり、各種の通知をリストバンドで受け取ったりすることができる。

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Mi スマートバンド 5

「Mi Fit」という専用の iPhone アプリがあり、さまざまな運動・活動の記録を取り、グラフ化したり分析できたりする。また 1.1インチの小さな有機EL の画面のカスタマイズも、このアプリで行う。よく使う機能をショートカットとして持ってきたり、表示順番を変えたり。時計の文字盤もさまざまなデザインのものが用意されている。

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さまざまなデザインの文字盤

Mi Fit

Mi Fit

  • Huami Inc.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料
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久しぶりにちょっとした玩具を手にした気がする。小粒でもピリリと辛いという言葉が当てはまるガジェットである。

サードパーティーからさまざまな色の交換ベルトのセットが安く出ており(1本 250円ほど)、気分転換用にいいと思う。本体と一緒に「ついで買い」したのであった。