Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

突然の辞任

うっかり風呂のお湯をあふれさせてしまい、その後片づけに追われる。何とか終わってホッとしたところでテレビをつけたら、福田首相辞任のニュースをやっていて、びっくりした。

一国の行政のリーダが、任務遂行の途中で責任を放棄して辞める感が拭えない。たった一ヶ月前に新体制を敷いたにもかかわらず、今後の運営がうまく行きそうもないから(結局、解散総選挙になるから)、というのが辞任の理由に見える。企業のトップ、組織のトップだったらあり得ないような事態が、国という単位で起こった気がする。自分が傷つくのを避けるために、リーダがミッションを途中で放棄するなんて、よほどの理由でもない限り許されないことだと思う。

「ありえないだろ。」沸々とわいてくる怒りの言葉をテレビの画面にぶつける父親の姿にびっくりしている息子たち。彼らには「一度始めたことはきちんと最後までやり遂げないといけないね。」と、努めて抑えて言うのがやっとだった。

しかもこの臨時ニュースのせいで、ビストロスマップ2本立ての後半、ウィル・スミスとシャーリーズ・セロンのコーナーが途中までしか録画されていなかったし…。