Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

冷感湿布と温感湿布の違い

ゴルフ肘に温感湿布をしばらくの間使っていたのだが、肌がかぶれてしまい、発疹・かゆみに悩まされることになった。暖めた方がいいのかと思って、温感湿布を使っていたのだが…。整形外科の先生にその辺りの事情を教わった。温感湿布、冷感湿布と言っているが、あくまでも「感」であって、実際に肌の温度を上げ下げするものではない。湿布薬を浸透させるために、肌の角質の間を開ける成分として、トウガラシ系のものが使われているのが温感湿布、ハッカ成分が使われているのが冷感湿布。外用薬としての効用はどちらも同じである。温感湿布のトウガラシ成分で肌をやられる人は、冷感湿布を使った方がいいとのこと。

一方、怪我をした時に血の流れを抑えるために物理的に温度を下げる必要がある。そのためには水で冷やす。暖めると逆に不必要に血が多く出てしまう。またスポーツの後の筋肉を冷やすスプレーは、物理的に温度を下げる。

さて温感湿布でかぶれると痒い。それを我慢せずに掻いてしまうとさらに痒くなる。結局、皮膚科に行って薬を処方してもらった。まずはかぶれを治す。その後、整形外科でもらった冷感湿布(ロキソニン)とサポーターで肘痛に取り組む。

ケガをしたときのスポーツ医へのかかり方

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