元旦は例年通り、等々力不動に初詣をした後に、両親を訪ねる。2日と 3日は、箱根駅伝を見たり、殊勝にもゴルフの練習をしたり。
そして 2019年最初の美術館巡りは、渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムから始まる。「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティックロシア」展。19世紀後半から20世紀初頭にかけてのロシアの作品が並ぶ。ポスターになっているイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」のような美しい肖像画も印象的だが、ロシアの自然を描いた写実性の高い風景画が多く展示されており、ロシアの大地や四季の移り変わりへの想像力をかきたてられる。イワン・シーシキンという画家の風景画、「雨の樫林」が印象に残った。
Bunkamura は改修されて以来、もしかしたら初めて来たかもしれない。東急本店に来るのも、何年ぶりだろう。
そして山種美術館へ向かう。「皇室ゆかりの美術」展。下村観山の「老松白藤」。
新年ということもあり、プチ贅沢をしてみた。普段は行かない美術館のカフェ「Cafe 椿」で、和菓子をいただく。それぞれ、「初陽」「雪輪」と名づけられている。