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2020年3月、首都高速 K7(横浜北西線)が開通、東名高速と第三京浜・横羽線・湾岸線が結ばれる

2020年3月22日、いよいよ首都高速 K7横浜北西線)が開通する(プレスリリース)。3年前に開通した横浜北線が延伸されたことになり、東名高速の青葉インターと第三京浜・横浜港北ジャンクション(7.1km)がつながり、東名高速第三京浜横羽線湾岸線が結ばれる。

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個人的には、首都高 K7 新横浜出入口から東名高速に行くのが、とても便利になる。東名・横浜青葉インターまで一般道で 30-40分くらいかかっていたのが、半分の 15-20分くらいで行けるようになるはずだ。箱根・伊豆方面へのお出かけ、ゴルフが楽になるだろう。

問題は K7(北線・北西線)の交通量である。どのくらい混むのだろう?おそらくいつも渋滞している感のある保土ヶ谷バイパスから、相当量の車が流れてくることだろう(整備効果)。今までガラ空きで、東京方面に出かける時に快適に利用していた K7 横浜北線だが、新横浜出入口から生麦 JCT までの交通量は、どのくらい増えるだろうか?また第三京浜は混むようになるのだろうか?そして横浜港北 JCT・出入口や新横浜出入口、そしてその周辺道路は渋滞するようになるだろうか?

料金設定も気になる。料金案の説明資料(PDF)によると、東名高速を経由して東京や埼玉方面に向かう最短経路よりも、首都高速の北西線と横羽線を利用して向かう距離の長いルートの方が、料金が割安になり、北西線を迂回する交通量の増加・渋滞が懸念されている。そこで東名・北西線を連続して利用する迂回ルートの方が高くなるような料金の調整が提案されている。

横浜港北 JCT の出入口から首都高 K7(北線、北西線)に入るのは、かなり複雑であり、動画でシミュレーションできるようになっている。たとえば新横浜駅方面から一般道を来た場合、曲がり角を一つ間違えただけで、首都高ではなく第三京浜に入ってしまうので要注意である(上図Ⓒ)。個人的には横浜港北 JCT の出入口を使うのは、第三京浜保土ヶ谷方面に行く時だけで、首都高 K7 を使う時は新横浜出入口を利用することになる。

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こういう首都高の複雑なジャンクション図を見ていると、ブルーバックス『図解・首都高速の科学』を読み返したくなる。

図解・首都高速の科学 (ブルーバックス)

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muranaga.hatenablog.com

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