Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

両親の懐かしい話に花が咲いた休日

はるばる九州(宮崎県小林市)から従姉妹夫妻が、老父母を訪ねて来てくれた。休みを取ることができたので、車を出す。

朝6時半頃に横浜の自宅を出発、関越・三芳PA のコンビニでおにぎりを買って朝食。しかしここでスターバックスの看板が目に止まってしまった。The Melon of Melon フラペチーノ。頼んではいけない代物である。それはわかっている。しかし朝の8時前というこ時間にスターバックスに並んでいる人はいない。こんなチャンスは滅多に訪れないのではないだろうか?

…というわけで誘惑に勝てなかった。

専用の太いストロー付。これでメロンの果肉を口の中で楽しむことができる。この食感は期待以上であった。美味。

数年ぶりに会った従姉妹夫妻は若く見えるが、もう80歳。90歳を超える両親を遠路はるばる訪ねてくれた。施設に入っている母は、残念ながらもう誰かわからないが、親しげに話しかける人たちに囲まれて、一緒に歌を歌うなど、楽しそうに15分ほどの面会時間を過ごした。日によって調子は違うが、今日は元気そうでよかった。母は家族のことは忘れてしまったが、音楽の記憶は消えない。僕がピアノアプリで弾くメロディーに合わせて、歌を歌う姿にはいつも心を動かされる。

昼は武州めん。歯応えのあるうどんはお腹にたまる。

母の姉の娘にあたる従姉妹は、幼い頃から母が実の妹のように可愛がった。父と結婚してからもよく家に来て、僕や妹と遊んでくれた。また従姉妹の夫は、母が高校の教師だった時に生徒だった。夫婦でよく父母を訪ねてくれ、一緒に旅行にも行ったりしている。従姉妹夫婦の子供をうちで預かったこともある。僕が初めて抱っこした赤ちゃんは、その子である。

懐かしい話に花が咲き、父も嬉しそうだった。変化のない日々に、ちょっとしたアクセントのつくよい日になったのではないだろうか?

夕食はお寿司。入った老舗の寿司屋には、何と双子の女子プロ、岩井明愛・千怜の写真や色紙が飾ってある。プロテスト合格を祝った時のものだと言う。千怜プロは昨年2勝したし、明愛プロは先週、初優勝したばかり。思わずテンションが上がってしまった。

従姉妹夫婦を駅まで送った後、帰りは渋滞に巻き込まれることなく、2時間もかからずに帰ってくることができた。